若手社員 GeNiE株式会社 代表
アコムの新規事業GeNiEの発足とこれからを語る。

アコムの新規事業GeNiEの発足とこれからを語る。

#インタビュー #アコムの想い #挑戦と成長

プロフィール

落合 菜月 落合 菜月 Natsuki Ochiai
入社年 2020年 新卒入社 部署 人事部(リクルーター)
齊藤 雄一郎 齊藤 雄一郎 Yuichiro Saito
入社年 2005年 新卒入社 所属 GeNiE株式会社
代表取締役社長

入社から現在までの仕事内容

落合 落合
初めまして、今日はよろしくお願いします。
私は入社から2年半、コールセンターでのアウトバウンド業務(*既にアコムでお取引をいただいているお客さまへのご案内業務)を経て、現在は人事部に所属しています。まだ異動して数週間ですが、採用の仕事に挑戦したいと思っていたので、日々充実しています。
齊藤 齊藤
よろしくお願いします。私も入社してすぐにリクルーターの経験をしましたよ。懐かしいです。
私は入社して最初の2年間は支店で店頭窓口等の業務を経験しました。そこから経営企画部へ異動。以降は、企画部門を中心に全社戦略の立案やマーケティング業務と並行して、事業開発にも取り組み、2022年4月にGeNiE株式会社を設立しました。
落合 落合
現在は、具体的にどのようなお仕事をされているんですか?
齊藤 齊藤
GeNiEのサービスリリースに向けての準備ですね。
システム構築はもちろんのこと、商品や新しいサービスを考えたり、リスク管理規定や就業規則を作ったり、今後販売する予定の商品を営業したり、挨拶回りをしたり…。ほとんどオフィスにはおらず、奔走しています。

GeNiE発足の経緯

落合 落合
起業というと、独立という選択肢もあったのかもしれないなかで、なぜアコムで起業することを選んだんですか?
齊藤 齊藤
それは、アコムがチャレンジを応援してくれる会社だからです。
アコムは非常にフラットな組織なので、GeNiE発足にあたり様々な方々と何度も議論を重ねました。とにかく目的に向かって良いアドバイスが沢山飛んでくるんですよ。GeNiEを設立できたのは、そんな「できない理由ではなく、できる方法を積極的に考える」風土のおかげです。それにアコムにはブランド力、技術力に加えて、社会やお客さま等からの信頼があります。
齊藤 齊藤
アコムで起業するということは、とても大きな重責を感じますが、その分、大きなやりがいを感じています。やはり、アコムグループで培った能力を活かして、事業を立ち上げることができることは、一般的な独立とは異なる強みを持つことが出来ると感じたからです。
落合 落合
なるほど。
起業にあたり、エンデベット・ファイナンスに着目したのは、どういった経緯だったのですか?
齊藤 齊藤
きっかけは、貸金業を営む競合他社が大きく変化したことです。
それ以前から感じていたのは「生活者は金融商品を求めているのではなく、その先にある目的をかなえるために、金融機能(決済手段)が必要であること」。日常に金融が寄り添うカタチこそが、金融機能のあるべき姿なんじゃないかと。「ちょっと銀行にいってくるよ」という会話が続く時代がいつまで続くのかってことですね。だから、エンデベット・ファイナンスに着目しました。
落合 落合
最近は日常になりつつあるエンデベット・ファイナンス。案外、身近なところにも存在しているんですよね。
齊藤 齊藤
アプリ決済サービスなど、金融機能が他サービスの付属品として売られるようになってきましたよね。生活の半分以上がスマホで完結する時代、言い換えると、その人自身を知ることができる情報が溢れている時代に、新しい信用のカタチを築くことで、将来のお客さまや社会全体にとって大きな価値を生み出すことができると感じました。
落合 落合
そういった時代の変化に挑戦した、ということですね。
金融以外の会社も挑戦しているエンデベット・ファイナンス事業。今までにアコムが相対したことのない競合他社と、どう戦おうと考えたのですか?
齊藤 齊藤
私たちの強みは、この市場を古くから牽引してきたことで、金融に関する多くの知見をもっているということです。金融業界の知見はどこよりも強みになると思います。
齊藤 齊藤
我々の使命は、リーディングカンパニーとしてエンデベット・ファイナンスに早い段階で参入することで、健全にこの市場が発展できる環境を作るということでもあると考えています。そして、他社にはないアコムの一番の姿勢は「お客さま第一義」であること。これは、この市場へ新規で参入してきたところにはまだない感覚じゃないかなと自負しています。
落合 落合
アコムが掲げる理念「お客さま第一義」。お客さまを一番に、という想いですね。
実際に現場で働いていると、たまにお客さまから「借りちゃってごめん」といった声があるんですよ。そういう方は延滞もなくアコムを上手に使ってくださっている。もっと生活に寄り添うことで、当たり前の手段として引け目を感じることなく使ってもらえたら嬉しいなってよく思うんです。GeNiEがそれを叶えてくれると思うと嬉しいです。

GeNiE発足にあたって

落合 落合
GeNiE発足にあたり、苦労はありましたか?
齊藤 齊藤
苦労したこと…これが思いつかないんですよね(笑)。
当然ゼロスタートなので、やることは多いし課題も山積みなんですが、やりたいことに取り組んでいるから、日々の楽しさの方が勝ってしまって、苦労って認定できるものは正直見当たらないというのが本音です。
落合 落合
そうなんですね!かなり大きな挑戦で、怖さや不安などはなかったでしょうか?
齊藤 齊藤
それは正直ありました(笑)。設立が決まってから、「あぁ、本当に作るんだ」とふと思ったり。正直不安もあったし、初めは自分が社長になるイメージが付きませんでした。ですが、発足メンバーの2人が「齊藤さんじゃなきゃ僕らはやらない」と言ってくれるなど、仲間が背中を押してくれましたね。
落合 落合
GeNiEは具体的にどんなメンバーで構成されているんですか?
齊藤 齊藤
発足メンバーは2人。アコム時代からずっと一緒にやっているメンバーです。
それから、挑戦心を持った人という人間性を軸に7人アコムの社員の中からアサインしました。挑戦心のある人じゃないと、つとまらないですから。本社機能を担う社員、システムを構築する社員、法人営業ができる社員、営業部のオペレーションに詳しい社員と、少数精鋭で構成されています。同じ志をもった仲間が集まったことは、何よりの幸運だと思っています。
落合 落合
GeNiE発足から今まで、大切にしていることはありますか?
齊藤 齊藤
「小さくまとまらないこと」と「決め切らないこと」ですね。明確な市場の先駆者がいるわけではないので、成功の型はありません。このサービスの基本は、自分達で作り上げなければならないんです。だから、一時の思い込みで決め切ってしまうよりも、未来のお客さまを常に自分達のとなりに置きながら、「こんなサービスがあったら便利だな」「こういうサービスにしたら喜んでもらえるかな」と、いつも創造力と柔軟性を意識しています。

今後の目標

落合 落合
GeNiEをこれからどうしていきたいか、ビジョンがあればお聞かせください。
齊藤 齊藤
GeNiEは、「誰もが夢に向かって挑戦し、”ジブンらしく”輝ける世界」をビジョンとして掲げています。消費者信用自体がそうなのですが、個人に力を与えることこそが我々の使命です。そのために、ご自身の信用を人生のあらゆる場面で最大限活用していただきたいと思っていますね。
そのために、様々な産業にフィットした金融商品の開発や周辺サービスの拡充を通じて、新しい信用のカタチをデザインすることを目指しています。個人信用が生み出すパワーが、金融機能以上の価値を生むことで、生活者の輝きに繋がればこんな嬉しいことはありません。
落合 落合
GeNiEを通して、生活者がより充実した人生を送ってくれたら嬉しいですね。斎藤さん個人の目標はなにかありますか?
齊藤 齊藤
個人としての目標は、今は立てていないです。というのは、会社の目標が個人の目標とイコールだからです。だからこそ、自分自身の成長速度をもっと上げていきたいとは思います。自分の成長が、社員の成長や会社の成長に繋がっていくので、これからも新しいことを積極的に体験していきたいですね。この1年で環境がガラッと変わり、自分自身も1年前と別人だと思うくらいの成長を実感していますから。
落合 落合
10年後、20年後、その先の目標はありますか?
齊藤 齊藤
アコムグループで掲げる「創造と革新の経営」の象徴となるような会社にしていきたいですね。挑戦もせず失敗もしない人を評価するのではなく、失敗を恐れず挑戦を重ねる人が評価されるような会社にすることで、社員が果敢に挑戦できるような環境にしていきたいですね。
落合 落合
私はまだ人事部に異動して数ヶ月で、それこそ分からないことばかりで不安ですが、それをチャンスだと思って挑戦していきたいなと思いました。ミスはなるべくしたくないですけど(笑)、ミスを恐れず新しいことに、前向きに挑戦していきたいです。

求職者へのメッセージ

落合 落合
最後に求職者のみなさんへメッセージをいただけますでしょうか?
齊藤 齊藤
求職者の皆さんは、働くことをどう定義していますか?
「生活のため」「得意な能力を発揮するため」「夢をかなえるため」「理想の自分になるため」など、答えは千差万別で、これという正解がある訳ではなく、みな正解だと私は思います。だからこそ最も大切なのは、「どうありたいか?」「何に心が躍るのか?」「どんな人が好きか?」という自己理解。未来の自分に期待しつつ、納得するまで考え抜いて、後悔のない決断をしてください。
落合 落合
自分と深く向き合い、自分のことを考える時間って、人生のなかでも就職活動中が一番長いかもしれないですからね。求職者のみなさんには、その時間を有意義に使ってほしいですね。たとえば具体的に、どんな人がこれからのアコムで活躍できると思いますか?
齊藤 齊藤
「自分の考えを持てる人」ですね。あなたはどうしたい?という問いに自分の答えを持って答えられる人。ルールや決まりに則ることも大切ですが、その枠を超えて、自分の頭で考えて行動できる人が活躍できると思います。
落合 落合
言われたことをそのままやるのではなく、考えて行動できる人ですね。それはどの職種にも通ずることだと感じます。採用活動でも、意識していきたいところです。
本日はお忙しいなかありがとうございました。
齊藤 齊藤
こちらこそありがとうございました。人事部でのお仕事も頑張ってくださいね。
中途採用