電卓の上の新郎新婦
2024.06.04

結婚式の費用が足りない!申込時と最終見積もり時それぞれでできることを紹介 wave

結婚式を控えているのに「費用が予算を超えてしまった!」と焦っている方も多いのではないでしょうか。本記事では、結婚式の費用が足りなくなったときの対策として、申込時と最終見積もり時にできることを紹介します。ぜひ参考にしてください。

  1. 式場の初回見積もりで費用が足りないときは?
  2. 式場の最終見積もりで費用が足りないときは?
  3. 費用の支払い時に足りなくなってしまったときは?
  4. 結婚式の費用を事前に用意しておく方法は?
  5. 結婚式の費用にあてられるものは?
  6. まとめ

式場の初回見積もりで費用が足りないときは?

式場の初回見積もりの時点で、結婚式の費用が足りないことが判明した際は、主に3つの方法で費用を減らせる可能性があります。具体的な対処法を見ていきましょう。

費用について交渉してみる

結婚式の費用が足りないときは、式場との費用について交渉することで値引きしてもらえる可能性があります。値引き交渉は気が引けるという方もいるかもしれませんが、珍しいことではありません。

節約できる金額は、ゲストの人数や選択するプランによって変わってきますが、交渉してみましょう。

なお、式場との値引き交渉の際は、主に以下のポイントを心掛けると成功しやすくなります。

契約前に交渉を始める前提として、契約後の値引き交渉は受け付けてもらえないことが一般的。
具体的な予算を提示する具体的な予算を提示する 例えば「約200万円」ではなく「215万円」と具体的に伝えたほうが、プランナーも明確な値引きプランを提示しやすくなる。
値引きの希望内容を明確にする値引きしてほしい金額だけではなく、各項目の希望値引き額を提示する。
他の式場の見積もりを見せる他の式場と同額もしくはそれ以下の金額まで下げてもらいやすくなる。
面と向かって交渉するメールやチャットよりも、対面のほうが要望の温度感が伝わりやすい。

予算を伝えた上での交渉であれば、親身に対応してくれる場合も多いため、担当者と相談をしてみましょう。

結婚式の日時を調整する

結婚式の日時を調整することで、式場の費用を節約できる可能性があります。結婚式の日時調整のポイントは、主に以下のとおりです。

予約が埋まりにくい日時を選ぶ式場によっては、平日や夜など予約が埋まりにくい日時に特別割引やお得なプランを提供していることがある。
閑散期を選ぶ夏や冬などの閑散期は、式場の料金が低めに設定されていることが多い。
「仏滅」を選ぶ縁起がよいとされる「大安」に挙式を挙げる人が多いため、それ以外の日にちを選ぶほうが、式場の料金が割安な傾向がある。
結婚式の予定を半年以内に設定する「式場が空いている日に予約をしてもらいたい」という式場側の事情から、結婚式の予定日までの期間が短いほど費用が安くなる傾向がある。

結婚式のスケジュールに特段こだわりがない場合は、安く式場を利用できる日時を選びましょう。

他の結婚式場を検討する

結婚式の費用が予算に合わないときは、他の式場の費用も調べてみましょう。費用は式場によって大きく異なるため、同じようなプランでも安く抑えられる可能性があります。

他の結婚式場を検討する際は、主に以下の点を心掛けましょう。

プロデュース会社を活用する希望に合った会場を客観的に比較して提案してくれるため、不必要な費用を削減しやすくなる。
後払い可能な式場を選ぶ結婚式の費用をご祝儀で賄えるようになるため、現時点で資金が足りなくても、予算の問題を解決できる可能性がある。

式場の最終見積もりで費用が足りないときは?

プランナーとパソコン

式場の最終見積もりの時点で、費用が足りないことが判明した場合は、値引き交渉や日時・式場の変更はできません。そのため、以下3つの中から対策方法を検討しましょう。

サービス内容を見直す

結婚式の最終見積もりで予算をオーバーした場合には、サービス内容をもう一度見直しましょう。ランクを下げることのできるサービスがある可能性があるためです。

例えば、以下のアイテムやサービスは、ランクを下げて費用を削減できる可能性があるためチェックしましょう。

式場装花式場のメインテーブルやゲストテーブル、受付などに飾る花代。受付などは他アイテムで代用する、ゲストテーブルなどの卓上装花は料理が並ぶため小さくすることで費用の削減につながる
演出ムービー新郎新婦の思い出などの映像化を業者に依頼する費用。自分たちで作成することで費用の削減につながる。
ビデオ撮影結婚式当日の思い出を残すためにビデオ撮影を業者に依頼する費用。撮影を親族や友人にお願いすることで費用の削減につながる。

結婚式のプラン内容を見直すことで、費用を予算内に収められる可能性があります。

自分たちで賄えるものがないか確認する

結婚式で用いるアイテムの中には、自分たちで賄えるものもあります。具体例は、以下のとおりです。

招待状や席次表市販のキットを利用したり、デザインソフトを駆使したりして自分たちで作成することで、印刷にかかる費用を節約できる。
装飾品会場装飾やテーブルセンターピースなどを自分たちで手作りすることで、コストを抑えつつ、個性的で温かみのある空間を作り出せる。
演出ムービー無料または手頃な価格の動画編集ソフトを使用し、演出用のムービーを自分たちで制作することで費用を抑えられる。
BGMプロのDJやバンドに依頼する代わりに、自分たちで好きなプレイリストを作成して流すことにより、費用を削減できる。 (※結婚式場がJASRACと包括契約を結んでいる場合のみ)
写真撮影プロのフォトグラファーに依頼する代わりに、撮影スキルのある友人や家族に撮影を依頼することも一つの選択肢。

上記のように、自分たちで賄えるものがある場合は、式場側に依頼せずに用意しましょう

ブライダルローンの利用を検討してみる

結婚式の費用が足りないときは、ブライダルローンを借りることで、不足分を賄える可能性があります。

ブライダルローンとは、結婚に関する費用を賄うために用意されている目的別ローンです。ブライダルローンは、結婚式費用以外にも、婚約指輪代や新婚旅行代などに利用できます。

ブライダルローンの金利は低めであるため、返済負担が大きくなりにくい点がメリットです。一方で、審査から融資までに1~3週間程度かかることもあります。

ブライダルローンの利用を検討する際は、提供元の公式サイトや電話などにて、以下のポイントを確認しましょう。

・利用できる用途の範囲
・借入可能額
・利率

上記の要素を事前に確認しておくことで、条件のミスマッチを防ぎやすくなります。

費用の支払い時に足りなくなってしまったときは?

費用の支払い時に資金が足りなくなってしまった場合は、支払い変更の方法か、カードローンの利用で対応しましょう。

支払いの方法を変更する

結婚式の費用が予算を超えてしまって払えないときは、支払い方法を変更できないか確認しましょう。結婚式の費用の支払いは前払いが基本ですが、式場によっては後払いやクレジットカード払いに変更できる場合もあります。

クレジットカード払いの場合は、分割払いを選ぶこともできます。ただし、分割回数が多くなるほど利息も大きくなるため、支払い回数はなるべくまとめましょう。

結婚式費用の支払いの方法を変更する際、特にご祝儀を頼りにしている場合は、式場と支払いタイミングを相談してください。

カードローンの利用を検討する

結婚式の費用が支払い時に足りなくなってしまった場合や支払後、生活費に回すお金が足りなくなってしまった場合は、消費者金融のカードローンの利用も選択肢の一つです。なお、ブライダルローンとは以下のような違いがあります。

カードローン・申し込みから融資までのスピードが速い
・用途が自由
・上限枠内であれば、何度でも借入れできる
ブライダルローン・金利が低い
・結婚式場と提携している場合はさらに金利が低くなる

ブライダルローンは審査期間が長いため、資金調達を急いでいる場合は、カードローンを利用しましょう。

なお、アコムのカードローンは、初回契約に限り、「ご契約の翌日」から30日間は金利0円でご利用いただけます。結婚式費用の支払期日までにお金が足りない場合などの、一時的な利用にも使えるため、選択肢の一つとして検討してみてください。

結婚式の費用を事前に用意しておく方法は?

結婚式と電卓

結婚式の費用の不足を防ぐためには、事前に資金を用意しておくことが重要です。ここからは、資金の準備方法を見ていきましょう。

まずは貯金をする

結婚式の費用は、貯金で賄えるのがベストです。十分な貯金があることで、プランのダウングレードや、人気がない日時での挙式をしなくて済むためです。

貯金を増やす際には、まず支出を減らしましょう。収入は簡単に増やせませんが、支出は無駄を省くだけで削減できます。

例えば、利用していないサブスクリプションサービスや、不必要な保険の解約など、見直しやすい固定費から減らしていきましょう。

費用の後払いができる結婚式場を選ぶ

結婚式の費用を準備するためには、あらかじめ費用の後払いができる式場を選ぶことも重要です。結婚式の費用の支払いを先延ばしにすることで、余裕を持って資金を準備できるようになります。
また、費用の後払いができる結婚式場の場合は、支払いまでにご祝儀を集めることが可能です。

高めのプランで見積もりしておく

結婚式の費用の見積もりは、高めのプランで出しておくことで、後から資金不足で困るリスクを軽減できます。資金が足りなくなった場合は、プランをダウングレードするだけで済むためです。

例えば、料理の品数を多めに設定したり、値段の高いコースを選んだり、ある程度余裕を持った内容で見積もりしておきましょう。そうすることで、資金が足りる場合はそのまま豪華なもてなしができ、資金が足りない場合は料理の内容を変更してコストを削減できるため安心です。

ローンの利用も検討してみる

結婚式の費用の支払いに間に合わない場合や、結婚式の支払いで一時的に生活費が圧迫されている場合は、早めにローンの利用を検討してみるのも選択肢の一つです。特に、ブライダルローンは融資までに1~3週間程度かかることもあります。

また、ローンの審査に通らず、資金調達に想定以上の時間がかかるリスクもあります。したがって、ローンの利用は早めに検討するとよいでしょう。

結婚式の費用にあてられるものは?

金欠になる原因は?

貯金

結婚式の費用は、普段からの貯金で賄うことが一般的です。予算が膨らむことも考えて、400万円程度用意しておくと安心です。

親族からの援助

場合によっては、結婚の際に親やその他親族からの援助を受けられる可能性があります。ただし、具体的な援助額を事前に把握することは難しく、高額な場合は援助を受けられないことも考えられます。

ご祝儀

後払いに対応している式場の場合、ご祝儀で結婚式の費用を賄うことが可能です。なお、ご祝儀の相場は約3万円です。

職場からのお祝い金

結婚する際は、職場からの上司や同僚などからお祝い金を受け取れる可能性があります。また、企業によっては慶弔見舞金が支給されるケースがあるため、制度の有無と金額を就業規則にて確認しましょう。

自治体からのお祝い金

自治体によっては、少子高齢化対策の一環として、結婚した際にお祝い金を支給するケースがあります。具体的な金額は、お住まいの地域を管轄する自治体のHPにて確認してください。

不要品の売却

家に不要品がある場合は、結婚を機に売却して、結婚資金に充てるとよいでしょう。不要な物を売却することで、新生活を心地よく迎えられるため、一石二鳥です。

結婚式の費用を借りることも選択肢

貯金や援助がない場合は、結婚式の費用を借りることも検討しましょう。 アコムのカードローンであれば、お申し込みから契約まで最短20分で可能です。(※)
費用が足りずお困りの際は、選択肢の一つとしてご検討ください。

(※)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

アコムカードローンの商品概要

契約極度額1万円~800万円
貸付利率(実質年率)3.0%~18.0%
返済方式 定率リボルビング方式
返済期間・返済回数最終借入日から最長9年7カ月・1回~100回
担保・連帯保証人不要
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まとめ

結婚する男女

結婚式の費用が予算オーバーしてしまっても、費用の見直しや資金調達によって、無事に支払えるようになります。具体的には、結婚式の費用の値下げ交渉や、ブライダルローンの利用などが有効です。
ただし、ブライダルローンは審査に時間がかかるため、結婚式の日程が迫っている場合は、融資が間に合わない可能性があります。早急に結婚式の費用を賄う必要がある場合は、カードローンの利用を検討しましょう。

<執筆者プロフィール>
鈴木翔馬
2015年に宅地建物取引士、2022年に2級ファイナンシャル・プランニング技能士資格取得。現在は保有資格を活かし、金融ジャンルを中心にライターとして活動中。累計執筆本数は1,000本以上で、さまざまな金融メディアでの記事執筆経験、監修経験あり。

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