1カ月あたりの平均美容代はいくら？男女別・年代別に紹介

「1カ月にかかる美容代はいくらが適切なのか」「美容代を節約するコツはあるのか」という悩みはありませんか。この記事では、1カ月あたりの美容代の平均額を、男女別・年代別で紹介します。美容代を節約するコツについてもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

1カ月あたりの美容代は平均いくら？

2022年12月に発表されたHOT PEPPER Beauty Academy（ホットペッパービューティーアカデミー）の調査によると、1カ月の美容代（サロンの利用や化粧品の購入）にかかる平均額は女性全体で5,329円、男性全体で2,813円でした。年代別で見ると、女性は20代、男性は30代の平均額が高い結果となっています。

【女性】

【男性】

出典：（株）リクルート ホットペッパービューティーアカデミー
「美容センサス2022年下期資料編（詳細版）＜美容意識・購買行動編＞
「15～69歳男女の美容意識とコスメ購買行動」（2022年12月）／「【男女】美容に使う1カ月あたりの費用」

以下の表は、年代ごとにいくら美容代をかけているか調査した結果です。

【女性】　（単位：％）

【男性】（単位：％）

出典：（株）リクルート ホットペッパービューティーアカデミー
「美容センサス2022年下期資料編（詳細版）＜美容意識・購買行動編＞
「15～69歳男女の美容意識とコスメ購買行動」（2022年12月）／【男女】美容に使う1カ月あたりの費用」

全体平均で男女の平均額を比較すると、女性は男性の倍近い金額を美容代にかけていることがわかります。

1カ月あたりの美容代平均額の内訳には、サロンの利用や化粧品（スキンケアやメイク用品）が含まれています。ここからは、スキンケアやメイク用品、ヘアサロンにかかる男女別・年代別の平均額を紹介します。

1カ月あたりの平均スキンケア用品代

1カ月あたりのスキンケア用品（基礎化粧品）にかかる平均額は、女性が3,225円、男性が1,354円です。

出典：（株）リクルート ホットペッパービューティーアカデミー
「美容センサス2022年下期資料編（詳細版）＜美容意識・購買行動編＞
「15～69歳男女の美容意識とコスメ購買行動」（2022年12月）／【男女】基礎化粧品に使う1カ月あたりの費用」

女性は20代が1番高く、50代が1番低い金額です。男性は20代と30代が唯一1,000円以上メイク用品代にかけており、他の年代と大きな差があることがわかります。

また、2021年のデータと比較すると、男女ともにメイク用品に使うお金は増加しています。 マスクを外す機会が増え、ベースメイクや口元のメイクが気になる人が増えたことが影響していると考えられるでしょう。

1カ月あたりの平均美容院代

美容院にかかる費用を確認してみましょう。女性の1カ月あたりの平均額は、2,625円、男性は2,038円です。女性は60代が1カ月あたりの利用料金が高く、3,000円をオーバーしています。男性は、どの年代でも1カ月あたりが2,000円前後と大きな金額の差はありません。

【女性】

【男性】

出典：美容センサス データブック | 美容業界の調査はホットペッパービューティーアカデミー (hotpepper.jp)

男性の約98％がカットメニューを利用しており、パーマやカラーは13.7～17.3％程度です。

女性の場合は、カット（約97％）だけでなく、カラー（52.5％）やトリートメント（33.8％）もプラスで利用しています。よって、1回あたりの利用金額が高くなる傾向があるでしょう。

美容院代は女性のほうが高い

女性と男性の美容院にかかる費用を見てみると、ほとんどの年代で女性の利用金額が大きいとわかります。15~19歳の年代のみ、男性が上回っています。

女性は1年間での利用回数が男性に比べ少ないものの、1回あたりの利用料金が高額です。一方、男性は女性に比べ髪が短い人が多く、定期的なメンテナンスが必要になる傾向があるため、美容院の年間利用回数が、女性より多くなっていることがわかります。

どこまでこだわる？美容代を節約するコツ

美容代にかける費用は人それぞれです。かけられる費用内で、できるだけ満足度を高めるために、節約のコツを知っておくとよいでしょう。ここでは、美容代負担を減らすための方法や工夫を紹介します。

優先度の高いものにお金をかける

美容代の中でも、何を優先したいのかを考えましょう。スキンケア用品やメイク用品、美容院代など、すべてのジャンルにお金をかけてしまうと、生活に負担がかかってしまう可能性があります。

スキンケアにしっかりお金をかける分、メイク用品はプチプラの化粧品を選ぶなど、こだわりたいもの以外は、なるべく金額を抑えるような工夫が必要です。美容にかけられる予算を決め、優先順位をつけてお金を使うように心がけましょう。

セルフケア用品を活用する

高額になりがちな美容代をセルフケア用品でカバーする方法も、コツの一つです。脱毛やエステは、1回あたりの費用が高くなるケースもあります。そこで、脱毛器を購入して自宅で利用したり、美顔器でセルフケアをしたりすることで、機械購入費用はかかるものの、トータルでかかる負担を抑えられます。

また、美容院でのヘアカラーはせず、市販のカラー剤を購入して自分で染めると、美容代のコストを減らせるでしょう。よって、こだわりが強くなければ、セルフケア用品を使う方法もおすすめです。

美容院は染め方などを工夫する

美容院を利用するときに一工夫するのも節約の方法の一つです。例えば、ヘアカラーの頻度を減らすための工夫として、髪色がグラデーションになるようにカラーをすることで髪が伸びても目立たず、カラーの回数を減らせるため、美容院代の節約につながります。また、美容師と相談して、長持ちする髪型を選ぶのもコツの一つです。

抵抗がなければモデルカットを利用し、無料もしくは割安でカットやカラーなどをしてもらうのもよいでしょう。工夫次第でお金をかけずに美容院代を浮かせられます。

手取り25万円の場合の平均美容代はいくらがベスト？

かかっている固定費や、1人暮らしなのか実家暮らしなのかによっても変わりますが、おおよそ手取りの3～10％程度が美容代に充てられる金額といえるでしょう。よって、手取り25万円の場合は、7,500円～25,000円で美容代が収まるようにするのがベストです。

美容代以外に、優先的に使うお金がないかチェックしておくことをおすすめします。どうしても美容代にお金をかけたい場合は、他の予算を抑える工夫が必要です。

お金がないときはカードローンの利用もおすすめ

「手元にお金がないけど、どうしても購入したいコスメがある」などの悩みがあるときは、カードローンの利用を検討してみましょう。

アコムのカードローンは、はじめての利用の場合、ご契約の翌日から30日間金利のかからない「30日間金利0円サービス」があり、審査最短20分、最短即日融資もできます（※）。簡単な質問に答えるだけで借入可能かどうかがわかる「3秒診断」を用意しているので、必要に応じて利用しましょう。 申し込みをする際には事前に返済シミュレーションを使用するなど、計画的な利用をするように心がけましょう。

（※）お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

まとめ

美容代の1カ月の平均額は、女性全体で5,329円、男性全体で2,813円でした。女性の利用金額のほうが大きいですが、男性も美容にお金をかけていることがわかります。また、前年度の調査結果より、美容に使う費用はどの年代もアップしています。

とはいえ、美容にかけられるお金は決まっており、節約が必要となるケースもあるでしょう。そんなときは、はじめての利用でも手続きが簡単な、アコムのカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。

＜執筆者プロフィール＞
森野 夏美
2級ファイナンシャル・プランニング技能士 /金融特化ライター
大手生命保険と保険代理店での営業経験あり。これまでの知識と経験を活かし、現在は金融特化ライターとして活動中。