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2024.05.22

インプラントしたいけどお金がない!なぜ高い?どんな対処法があるかも紹介 wave

近年、インプラント治療が注目されています。歯を失ったとき、入れ歯やブリッジに次ぐ第三の治療法として、よく耳にするようになりましたが、高額であることも知られているようです。本記事では、インプラント治療の費用相場を紹介するとともに、インプラント治療がなぜ高額なのか、治療費がない場合はどのように対策するか、などについて解説します。

  1. インプラント治療のメリットとは何か
  2. インプラント治療の費用相場
  3. インプラント治療が高額な理由
  4. インプラント治療したいけどお金がない場合の対処法
  5. まとめ

インプラント治療のメリットとは何か

まずは、インプラント治療のメリットについて見ていきましょう。

・自分の歯と同じように咀嚼ができる
インプラント最大のメリットといわれるのが、自分の歯と同じようにかむことができることです。これは、あごの骨に直接インプラントを埋め込み、インプラントの上に人工の歯を取り付けるためです。入れ歯やブリッジのように、取り外すことがないため、硬いものが食べにくかったり話しづらかったりすることもなく、通常の歯のように使えます。

・見た目がきれい
口元の印象は歯によって変わります。入れ歯やブリッジでは色味が人工的であったり、金具が見えたりと見た目の印象が悪くなりがちです。一方、インプラントなら見た目も天然の歯と同じようにきれいになり、飲食や会話の際に口を開くことに抵抗なく生活できます。

・周囲の歯に影響を与えない
インプラントは、人工歯をインプラント体(人工歯根)に一本一本埋め込むため、それぞれが独立した歯になります。入れ歯やブリッジでは、周囲の歯を削ることで負担がかかりやすくなるため、他の歯の寿命もその分、短くなります。インプラントは、周囲の歯もできるだけ多く残したい人におすすめです。

・丈夫で長持ち
インプラントの素材は、主にチタンやチタン合金になります。この素材は強度が高く、人間の身体との親和性にも優れているため、ほとんどの場合アレルギーが出ません。強くかみしめても耐えられる強度と、顎の骨と結合しても問題ない性質から、定期的にメンテナンスすれば、10年以上長持ちするようです。

・顎の骨が痩せるのを防げる
天然の歯の場合、歯根を失ってしまうと、咀嚼(そしゃく)しても骨まで刺激が届かなくなります。そのため、骨は次第に痩せていき、周囲の歯に影響が出ることがあります。 一方、インプラント治療は、顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込むため、咀嚼すると骨まで刺激が伝わることがポイントです。日々咀嚼して刺激を与え続けることで、顎の骨の健康を保てるといわれています。

インプラント治療の費用相場

歯医者さんの画像

インプラントの現在の治療相場は、1本あたり30万~50万円(税込)です。さらに、インプラント治療の奥歯1本あたりの費用相場は、およそ以下のようになります。

内訳費用
検査、診察費用1万~5万円
インプラント手術費用15万~35万円
人工歯、被せ物費用5万~18万円
抜歯費用5,000~8,000円
仮歯費用5,000~2万円
手術後のアフターケア(消毒・検診)費用1,500~1万円

※2024年2月現在、著者調べ

なぜこれほど高いのかというのは後ほど説明しますが、金額に大きく幅があるのも特徴となっています。

インプラント治療が高額な理由

歯のインプラント

インプラント治療にかかる費用が高額になっているのは4つの理由にあります。

治療費が保険適用されない

治療費が高額になる大きな要因は、社会保険が適用されないためです。所得や年齢によっても変わりますが、保険適用を受けられる治療であれば、支払う金額は治療代全体の1~3割で収まりますが、インプラント治療は自由診療となるため、保険は適用されません。

高難易度の技術と経験が必要

インプラント治療は、難易度の高い治療といわれています。治療前の検査料、インプラントを安全正確に埋め込む技術力、人工歯装着後のかみ合わせの調整など、高度な技術と経験が必要です。また、歯科医師の中でもインプラント治療ができる医師は限られているため、人件費も高額となり、治療費に反映されることになります。

材料費や検査設備が必要

インプラント治療は、インプラントを埋め込む手術で歯茎を切開し、骨を露出させます。インプラント手術時に細菌感染してしまうと、炎症が起きたり骨が壊死したりするなど、大変危険です。そのため、インプラント治療は、感染対策と徹底した衛生管理が必要となります。また、インプラント治療を安全に行うには、良質なインプラント素材と検査設備が不可欠です。

治療期間が長期にわたる

インプラント治療は、治療期間が長く、トータルで6カ月から1年程度かかります。インプラントを埋め込んだ後、顎の骨がしっかり結合するのを待つ期間があるためです。 個人差はありますが、上顎で3~6カ月、下顎で2~3カ月ほどかかります。顎の骨との結合を確認できたら、人工歯を埋め込む施術に入り、こちらもおよそ3~6カ月を要して行います。

インプラント治療したいけどお金がない場合の対処法

歯医者さんと電卓の写真

インプラントを検討する際に重要なのが、治療費です。インプラント治療を受けたいけれどお金がない場合どうすればよいのか、対処法を紹介します。

クレジットカード

インプラント治療にかかる費用を、クレジットカードで支払う方法があります。クレジットカードであれば、今すぐ手元にお金がなくても支払うことはできますし、支払方法も一括だけでなく、分割、ボーナス、リボ払いなどを選択可能です。2回払いとボーナス払いであれば、分割払いのための手数料はかかりません。

ただ、歯科医院によってはクレジットカード払いを取り扱っていない場合があったり、対応しているカード会社が限られていたりすることがあります。治療を受ける前に、自分の持っているクレジットカードで支払えるかを確認しておきましょう。

デンタルローン

デンタルローンとは、歯科治療専門のローンになります。デンタルローンは、クレジットカードの3回以上の分割払いを選択した場合と同様に手数料がかかりますが、クレジットカードの金利手数料率が12~15%ほどなのに対し、デンタルローンは4~8%ほどと、低金利になるのが大きなメリットです。

ただ、こちらもクレジットカードと同様、デンタルローンに対応していない歯科医院があることに加え、手続きから審査を受けた後、着金されるまでに時間がかかる点に注意が必要です。

カードローン

カードローンとは個人向けの融資サービスで、スマートフォンなどから申し込み、審査を通過するとお金が借りられる借入制度になります。
クレジットカードの申し込みの際にキャッシング枠の申し込みを同時に行い、カード審査を通過すれば、借入枠が付帯されます。
最短で申込即日にお金を借りられるため、急な出費に対応することが可能です。ただし、多くの消費者金融のカードローンでは上限金利を18.0%程度に設定しています。

インプラントは高額な出費となるため資金計画が必要ですが、いざというときには、アコムのカードローンも選択肢の一つです。アコムのカードローンは申し込みから審査完了まで最短20分、最短即日融資が可能です(※)。また、はじめての場合は、契約日の翌日から30日間は金利がかからない「30日間金利0円サービス」があります。コンビニやインターネットなどからも借入・返済ができ、余裕があるときにはいつでも繰り上げ返済することができます。
インプラント治療で、すぐに費用を工面したいときにも、有効な手段となるでしょう。

(※)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

参照:アコムのカードローン

まとめ

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インプラント治療は高額ですが、さまざまなメリットがある注目の治療法です。カードローンなどで費用を工面する場合は、無理のない借入・返済計画を立てましょう。

<執筆者プロフィール>
山崎貴史
ファイナンシャルプランナー(CFP)、中小企業診断士、証券アナリスト 個人向けに幅広いファイナンシャルプランニングや、法人向けには中小企業に対して売上向上につながる企業支援を積極的に行っている。

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