服が欲しいのにお金ない！買うための対処法やお金の作り方を紹介

「服が欲しいけれど、今は買うためのお金がない」「あと少しお金があれば、欲しい服が買えるのに」など、そんな思いをした経験がある人も多いのではないでしょうか。本記事では、洋服が欲しいけれど、手元にお金がないときの対処法やお金の作り方について、詳しく解説します。

服が欲しいけどお金がない場合の対処法

服が欲しいけどお金がない場合の対処法には、どのようなものがあるでしょうか。服の買い方を見直す方法や服以外にかかるお金の節約方法、お金の作り方について、詳しく紹介します。

服の買い方を見直す

ここでは、服が欲しいけどお金がない場合に、購入する服の買い方や、服の種類などを見直したり変更したりする方法について紹介します。  

本当に欲しい服だけを買う

手軽にできる対処法は、購入する前に本当に欲しい服かどうかを、いま一度考えてみることです。購入後に、どれくらいの頻度で着られるのかをイメージしたり、デザインが似ている服をすでに持っていないか確認したりしてみましょう。

また、欲しい服よりも優先順位が高い買い物がないか、再確認してみることもおすすめです。購入してから、着回しがしにくかったり、イメージと異なっていたりして、数回しか着ない服になってしまわないように気をつけましょう。

好みの服であったとしても、衝動買いするのではなく、少し時間を置いて本当に欲しい服なのかを考えてみてください。

プチプラの服を選ぶ

普段購入しているブランドからプチプラ（低価格）の服に変更することで、洋服代が安く抑えられる可能性があります。流行のデザインや新しいジャンルに挑戦したいときは、欲しい服に似ているものをプチプラブランドで選んでみるとよいでしょう。

1万円以上の服をプチプラの服に変えるだけで、数千円お得に購入できるケースもあります。ただし、1着あたりが安いことからたくさん購入してしまわないように注意が必要です。1着あたりが安いからといって、購入する数が増えてしまっては、結局服にお金をかけてしまうことにつながります。

予算を決めて、本当に必要な服だけ購入するようにしましょう。

古着を選択肢に入れる

服を買うときは、新品ではなく古着を検討してみるのもよいでしょう。リサイクルショップなどで購入できるリユース品は、新品で買うよりも費用を抑えられます。

商品によっては、ほぼ新品の状態で売っていることもあります。リサイクルショップなどの店舗でなくても、フリマアプリや古着通販サイトなどの活用も有効です。

欲しい服が見つかったときは、サイズと商品の状態をしっかりとチェックしてから購入しましょう。「合わないサイズを買わないように試着できるものはする」「汚れや傷などがあったりして後悔しないように服の状態をくまなくチェックする」などがポイントです。

着なくなった洋服を売るor捨てる

すでに多くの服を持っていてクローゼットにたくさん服がある場合は、着ていない服がないか、どのような服を持っていたか再確認しましょう。着ない洋服は売る、もしくは処分して、本当に必要なものだけを残し整理します。

売る場合は、リサイクルショップやフリマアプリを活用するとよいでしょう。洋服の種類や状態によっては少額にしかならないかもしれませんが、少しでもお金になるのでおすすめです。

売れない状態の洋服や、流行がすぎたものは処分し、断捨離を行いましょう。所持している服をすべて確認することで、今持っている服が把握できるため、今後服選びがしやすくなります。

服代以外を節約する

服代以外にも節約できる項目がないか、以下の表でチェックしてみましょう。

特に毎月、毎年かかる固定費（費用があまり変動しないもの）は変更する手間がありますが、一度変更さえすれば固定でかかっていたお金が浮き、その分、欲しい服を買う費用にあてることができます。

関連リンク： 金欠になったらどうする？給料日前など金欠のときの乗り越え方も紹介

上手に節約するとお金はいくら浮く？

服以外に節約すると、ひと月で数千円～多ければ数万円の節約ができる可能性があります。節約できる項目には個人差があるため、いくら浮かせられるかは明確に断言できません。

しかし、節約することで大きくお金が浮かせやすい項目はあります。それは、家賃や通信費、保険代です。普段ランチや飲み会などが多い人は、交際費も該当するでしょう。

手続きが必要なものは、忙しくて実行できなかったり、面倒に感じたりすることもありますが、長期的な目線で見ると効果が高い節約です。

お金を作る

服の買い方を変えたり、できる限り節約したりしても「欲しい服を買えるほどお金に余裕がない」という場合は、お金を作る方法を検討しましょう。

アルバイトをする

アルバイトをしてお金を作るのも一つの方法です。特に急ぎでお金が必要な場合は、即日払いのアルバイトを選ぶとよいでしょう。即日払いと間違えやすいアルバイトの種類に、日払いバイトが挙げられます。日払いバイトは、給与の支払いが翌日以降であり、1週間後などの受け取りになる場合があるため注意が必要です。

学生であれば、授業やサークルの合間に、社会人であれば仕事の後や休みの日を活用してアルバイトをしてみましょう。ただし、本業がある人は副業できるかどうか、就業規則を確認してください。副業禁止の職業・職種などであれば別の方法を検討しましょう。

フリマアプリなどを利用する

家にある不要なものや、着なくなった洋服などをフリマアプリで売る方法です。使わなくなった化粧品やスキンケア用品なども売れる可能性があります。

読まなくなった書籍なども、ジャンルによってはすぐに売れることもあるためおすすめです。人気のビジネス書や参考書などが売れやすい傾向にあります。

フリマアプリでは、写真を撮影し説明文を入力する必要があります。少し手間に感じる場合は、ダンボールに売りたいものを詰めて送るだけの宅配買い取りサービスも検討しましょう。

質屋を利用する

質屋では、売りたくないものや手放したくないものを預けることで、査定額の70～80％のお金を借りられます。預けた品物を担保にしてお金を貸すため、カードローンなどのような審査はありません。スマホやゲーム機、ブランドのバッグや時計など、預けられる品物は多岐にわたります。

期日までに返済できないと、預けた品物は質屋の所有物となり売却されてしまいます。また、質屋でお金を借りるときは金利にも注意しましょう。質屋は、カードローンなどの年利と異なり月利での計算となります。利息の計算方法が年利と違うため、返済金額が大きくなるおそれがあることを知っておきましょう。

クレジットカードのキャッシング枠などを利用する

クレジットカードを持っている方は、付帯されているキャッシング枠から借入れできるか確認してみましょう。すでにキャッシング枠があれば、提携ATMからお金を引き出したり、クレジットカード会社に申し込みをすることで口座へ振込したりしてもらえます。

借入れできる金額は、キャッシング枠の限度額内です。すでにキャッシング枠が限度額に達している場合は、利用できないので注意しましょう。また、キャッシング枠の付帯がない場合は、申し込みと審査が必要です。即日で借入れはできないので、気をつけてください。

キャッシング枠からの借入れは、金利が18％で設定されていることが多く、高額な借入れや長期的な利用は、返済が大きな負担となります。計画的な利用を検討しましょう。

関連リンク： クレジットカードのキャッシング枠とは？利用方法や利息の計算方法も解説
関連リンク： ACマスターカード（クレジットカード）

カードローンを利用する

クレジットカードを持っていない、キャッシング枠の付帯がない、すぐにお金が必要、という方はカードローンの利用を検討しましょう。大手消費者金融などであれば、申し込みから借入れまで最短即日で完了します。無利息期間を設けているカードローンであれば、利息なしで借入れも可能です。よって、カードローンは少額だけ借りたい場合や、すぐに返済できる場合は、特に使い勝手がよい方法といえるでしょう。

たとえば、アコムのカードローン は、借入れの審査が最短20分、最短即日融資が可能です（※）。さらに、はじめてアコムのカードローンを利用するときは、契約の翌日から30日間利息がかからない「30日間金利0円サービス 」が用意されています。  

（※）お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

一方で、借入額が大きくなったり、借入回数が増えたりしないように、利用には注意が必要です。返済総額が大きくなり、完済するまで長期化してしまうおそれがあります。さらに、万が一、一定期間返済が遅れてしまうと、個人信用情報機関に異動情報が記載される場合もあります。異動情報の記載があると新たなクレジットカードの作成や各種ローンの契約がしにくくなるデメリットがあるため、返済できる金額で利用しましょう。

適切な利用方法であれば、カードローンはいざというときに大変助けになる手段です。使いすぎに注意し、計画的な借入れを行いましょう。

関連リンク：カードローンとキャッシングの違いは？審査のポイントも解説

まとめ

この記事では、服が欲しいがお金がないときの対処法について紹介しました。手軽にできる対処法には、服の買い方を見直す方法や、服以外に節約する方法があります。

それでもお金が足りないときには、アルバイトやフリマアプリを使ってお金を作ることを検討しましょう。質屋やクレジットカードのキャッシング、カードローンなどでお金を借りる場合は、借りすぎに注意し、返済期日を守って利用してください。


執筆者：森野 夏美

2級ファイナンシャル・プランニング技能士 /金融特化ライター 大手生命保険と保険代理店での営業経験あり。これまでの知識と経験を活かし、現在は金融特化ライターとして活動中。