クレジットカードを持つ女性
2025.02.03

カードローンの金利の相場はいくら?返済額を抑えるコツも紹介 wave

消費者金融のカードローンは、急な支出があったときでも最短即日などスピーディに融資を受けられるのが特徴です。また、金利の仕組みなどを理解して上手に使いこなせば、便利に利用することができます。この記事では、消費者金融のカードローンの金利相場や金利の仕組み、利息を抑えるコツなどについて解説します。

  1. 消費者金融のカードローンの金利相場はいくら?
  2. 金利はどのように決まる?
  3. 利息はどのように計算する?
  4. 利息を少しでも抑えるコツは? 
  5. アコムのカードローンは30日間金利0円!
  6. まとめ

消費者金融のカードローンの金利相場はいくら?

消費者金融のカードローンの金利は、利息制限法によって上限が定められています。そのため、大手消費者金融のカードローンの金利に大きな差はなく、下限が年3.0%~年4.5%、上限が年17.8%~18.0%程度です。

また、中小消費者金融のカードローンも上限金利については年18.0%程度の上限金利を設定しており、10万円未満の小口融資ではほとんどの場合、利息制限法が定める上限の年20.0%に設定されています。

一方で、下限金利については大手消費者金融のカードローンとは異なり、年4.8%~年14.9%とばらつきがあります。

金利はどのように決まる?

消費者金融のカードローンの金利には、上限金利と下限金利があり、申込者によって異なります。では、どのように決まるのでしょうか。

消費者金融のカードローンの上限金利は、貸金業法によって借入金額に応じて年15.0%~20.0%と定められています。そのなかで設定された消費者金融ごとの金利設定から、申込者の借入金額に応じて決まります。

上限金利は法律で定められている

貸金業法で定められた借入金額ごとの上限金利は以下の通りです。

借入金額上限金利
10万円未満年20.0%
10万円以上100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

仮に借入金額が70万円だった場合、上限金利は年18.0%ということになります。

なお、上限金利を超える金利は超過部分が無効・行政処分の対象となり、年20.0%を超える金利は出資法という法律によって刑事罰の対象となります。

金利は利用限度額や借入金額によって変動する

消費者金融のカードローンの金利や利用限度額は、申込者の収入や勤続年数、雇用形態といった属性や借入希望額、他社の借入状況などを総合的に判断し、貸金業法の範囲内で決まります。

また、すでにカードローンを利用している方が利用限度額の増額を申し込むと、審査のうえ利用限度額が増額された場合、上限金利が下がることがあります。

例えば、はじめて消費者金融のカードローンを利用したときは、利用限度額50万円、上限金利が年18.0%だったものが、利用限度額が100万円に増額された場合、上限金利は貸金業法に従って年15.0%に下がります。

利息はどのように計算する?

電卓の画像

借入金額の利息は、借入金額、借入利率、利用日数がわかれば計算できます。具体的には以下の方法で計算します。

【利息の計算方法】

借入金額×金利÷365日×利用日数

※ 借入の当日はご利用日数に含まれません。
※ 1円未満は切り捨てです。
※ うるう年は、365日が366日になります。

例えば10万円を年18.0%の金利で30日間利用した場合の利息は、次のように計算します。

10万円×年18.0%÷365日×30日間=1,479円

関連リンク:キャッシングの利息の計算方法とは?計算式や1ヵ月の支払いシミュレーションも紹介

具体的な利息のシミュレーション

借入金額の利息は、返済回数、金利によって変わります。ここでは例として、年15.0%または年18.0%の金利で10万円を借りて、毎月返済した場合の返済回数ごとの具体的な利息を紹介します。

【年15.0%で10万円借りた場合】

返済回数各回の返済金額返済総額利息
11回10,000円107,383円7,383円
24回5,000円115,519円15,519円
31回4,000円120,270円20,270円
44回3,000円129,554円29,554円

【年18.0%で10万円借りた場合】

返済回数各回の返済金額返済総額利息
11回10,000円109,018円9,018円
24回5,000円119,429円19,429円
32回4,000円125,771円25,771円
47回3,000円138,781円38,781円

上記の例のように、借入金額や返済回数、金利ごとに具体的な利息をシミュレーションすることが可能です。毎月の返済金額や利息がわかれば、返済計画を立てる参考になるでしょう。返済能力を超えた借入をしないためにも、借りる前に「毎月どのくらいの利息負担があるか」シミュレーションしておくことをおすすめします。

自身の借入金額や金利をもとに、毎回の返済金額や返済期間の目安を知りたい方は、アコムの「ご返済シミュレーション 」 も利用してください。

利息を少しでも抑えるコツは? 

お金積木

カードローンの金利を自身で決めることはできませんが、利息を抑える方法があります。ここでは、カードローンを利用するにあたり利息を抑えるコツをご紹介します。

借入金額は必要最小限に抑える

利息を最小限に抑えるなら、借入金額を必要最小限に抑えましょう。前述のとおり、利息の計算方法は、借入金額×金利÷365日×利用日数であるため、金利や利用日数が同じである場合、借入金額が多くなるほど返済する利息は多くなります。例えば年18.0%の金利で20万円を30日間借りたときの利息は2,958円ですが、借入金額が50万円の場合、利息は7,397円になります。

このように、借入金額を最小限に抑えることで、利息も最小限にすることが可能になるわけです。

関連リンク:消費者金融の金利の相場はいくら?仕組みや計算方法、抑えるコツなどを徹底解説!

無利息期間を利用する

消費者金融のカードローンでは、条件付きで金利がかからない無利息期間を設けている場合があります。アコムでははじめての契約に限り、契約日の翌日から30日間は利息のかからない「30日間金利0円サービス 」があります。無利息期間内に完済できれば、利息は一切かかりません。

利息を少しでも抑えたいときは、無利息期間があるカードローンを検討するのも1つの方法です。

おまとめローンや借換えで金利を引き下げる

おまとめローンとは、すでに複数社の借入がある場合に、借入している金融機関を1つにまとめるためのローンです。

複数社の借入があるとそれぞれ返済期日や返済金額が異なり、返済の管理が煩雑になります。しかしおまとめローンで複数社の借入を一本化すれば、返済の管理が容易になります。

また、複数社の借入を一本化することで一社の借入金額が多くなり、金利が下がる可能性もあります。さらに、より低金利のおまとめローンにまとめられれば、大きく利息負担を減らせる可能性もあるため、一本化を行う前にどの金融機関を利用するのかよく検討をしましょう。

原則、おまとめローンの契約は追加借入のできない返済専用ローンとなるため、注意が必要です。

繰り上げ返済を行う

カードローンにおける繰り上げ返済とは、毎月決まった返済金額以上の金額を返済することを指します。毎月の返済金額は、利息や手数料を引いた残りの金額が元金(借入残高)に充てられます。そのため、毎月決まった返済金額以上の金額を返済することで、多く返済した金額がそのまま元金(借入残高)に充てられます。利息は元金(借入残高)を基に計算されるため、結果として利息負担を減らすことに繋がります。

例えば、30万円を年18.0%の金利で、60日間利用したときの利息は、30万円×年18.0%÷365日×60日間=8,876円です。

しかし10万円を繰り上げ返済すると、その分元金が20万円に減少するため、利息は20万円×年18.0%÷365日×60日間=5,917円となります。

つまりこのケースでは、10万円を繰り上げ返済したことで、利息が2,959円減ったことになります。  

関連リンク:リボ払いの返済のコツはある?返済が終わらない原因・理由などを徹底解説!

アコムのカードローンは30日間金利0円!

アコムでは、はじめての契約であれば契約日の翌日から30日間利息がかからない「30日間金利0円サービス」を利用できます。無利息期間中に完済できれば、利息はかかりませんし、完済できなくても返済総額を少なく抑えることができます。アコムへの申し込みは、インターネットから24時間受け付けており、審査時間は最短20分(※1)とスピーディ。最短即日融資(※1)にも対応しているため、お急ぎの方にもおすすめです。

(※1)申込時間や審査により希望に添えない場合があります。

また、契約後はアコムから24時間、365日(※2)、最短10秒(※3)で自身の金融機関口座へ振り込むサービスもあります。

(※2)メンテナンスにより利用できない時間帯もあります。
(※3)金融機関により異なります。

カードローンの利息を最小限に抑えたい方は、ぜひアコムのカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

クレジットカードの画像

消費者金融のカードローンの金利の相場は、大手消費者金融のカードローンで下限が年3.0%~年4.5%、上限が年17.8%~年18.0%です。また中小消費者金融のカードローンの金利は下限が年4.8%~年14.9%で、上限金利は大手消費者金融のカードローンと同程度か10万円未満の小口融資で年20.0%です。

はじめての利用の場合、無利息期間を用意している消費者金融もあります。

アコムでも、はじめての契約であれば契約日の翌日から30日間利息がかからない「30日間金利0円サービス」を実施しており、無利息期間中に完済できれば利息はかかりません。返済総額や返済方法をしっかり確認したうえで、消費者金融を上手に活用するようにしましょう。

アコムへのお申し込みはこちら

監修者:高柳 政道

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級 金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。 企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。

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