消費者金融の無人契約機で何ができる？利用の流れや注意点についても解説

多くの消費者金融では、カードローンの契約が可能な「無人契約機」を用意しています。

無人契約機の特徴や利用方法・流れ、契約の際に必要な書類について紹介するので参考にしてください。

また、無人契約機でスムーズに契約を行うコツについても紹介します。無人契約機での滞在時間を短縮したい方もぜひご覧ください。

消費者金融の無人契約機とは

無人契約機とは、カードローン契約の手続きができる無人の機械のことです。自動契約機と呼ばれることもあります。無人契約機で対応している主な手続きは以下のとおりです。

カードローンの申し込みから契約、カードの発行まで全てを無人契約機で完結させることができ、営業時間中に契約とカード受け取りを完了させれば最短即日で融資を受けられます。また、不明点については通話機能でオペレーターに確認できるため、はじめて利用する方でもスムーズに手続きが完了します。

有人店舗と比較して営業時間が長く土日祝日でも利用できることが多いため、平日に有人店舗を利用できない方には特におすすめです。

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消費者金融の無人契約機の特徴

無人契約機を上手に活用することができれば、申し込み後にすぐATMを利用して借入することが可能です。
カードローンの契約といえばインターネットでの申し込みが便利ですが、申込者によってはオペレーターと会話しながら手続きを進めることができる無人契約機のほうが合っていることもあるでしょう。

ここでは、消費者金融の無人契約機の特徴として、以下の3つをご紹介します。

最短即日でカード発行が可能

無人契約機で契約した場合、その場ですぐにカードが発行されます。発行されたカードですぐに店舗併設のATMや、お近くの銀行・コンビニのATMで借入することが可能です。

無人契約機以外の方法で契約すると、カードは後日郵送になる場合が多いため、即日でカードを手に入れたいなら無人契約機が有力な選択肢になるでしょう。

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誰とも会わずに手続きが可能

有人店舗と違ってスタッフが常駐しておらず、手続きは個室に入って行います。困ったことがあったら通話機能を介してオペレーターと会話しながら手続きを進めることができます。

土日祝日でも利用可能

無人契約機は9:00～21:00など有人店舗と比較して営業時間が長い場合が多く、土日祝日といった休日でも営業している点がメリットです。

土日祝日休みの会社で働いている場合、平日のみ営業していることが多い有人店舗では手続きが難しいことがあります。無人契約機であれば平日の仕事終わりや土日祝日といった休日でも申し込み手続きが可能です。

急にお金が必要になったとき、営業時間が長く土日祝日も営業している無人契約機は頼りになるでしょう。

消費者金融の無人契約機を利用するときの注意点

消費者金融の無人契約機を利用する場合、いくつか注意点もあることを知っておきましょう。

まず、無人契約機は個室であるため先客が利用している場合は、その方が退出するまで待合室などで待機する必要があります。先客の退出時間が営業時間の終了間際の場合、即日融資が間に合わない可能性もあります。

したがって、無人契約機を利用するなら、営業時間にも気を付けましょう。無人契約機の営業時間は店舗や消費者金融によっても異なります。事前にお近くの無人契約機の営業時間を調べておき、余裕をもって手続きに向かうことをおすすめします。

消費者金融の無人契約機を利用する流れ

ここでは、アコムの契約機（むじんくん）でカードローンを申し込んだ際の利用の流れです。

アコムの契約機（むじんくん）利用の流れ

アコムのカードローンでは、契約機（むじんくん）で申し込みから、審査、契約、カードの受け取りまで行うことができます。

無人契約機でカードのみ受け取ることは可能？

カードローン商品によって無人契約機でできることは異なります。一部のカードローン商品では、申し込みは事前に済ませておいて、契約機では契約とカード発行だけを行う場合もあります。

アコムでも、事前にインターネットもしくは電話で申し込みの手続きを済ませておき、契約機（むじんくん）で契約およびカード発行だけを行うことが可能です。

無人契約機で契約するときに必要な書類

ここからは、例としてアコムのカードローンを契約する際に必要になる書類について解説します。源泉徴収票や住民票など、書類によっては準備に時間がかかるものもあるので、契約を検討されている方は早めに準備しておきましょう。

契約機（むじんくん）で申し込む場合の必要書類

カードローンの申し込みからカード受け取りまでを契約機（むじんくん）で行う場合、以下のいずれかの書類が必要です。

【本人確認書類】

（※1）2020年2月4日以降発券のパスポートは「所持人記入欄」がなく住所の記載がないため、補完書類もあわせて提示が必要になります。

また、以下のケースに該当する場合は、収入証明書類の提出も必要になります。

【収入証明書類が必要となるケース】

契約機（むじんくん）でカード受け取りだけを行う場合の必要書類

カードの受け取りだけを契約機（むじんくん）で行う場合も、本人確認書類が必要です。有効となる本人確認書類は契約機（むじんくん）で申し込む場合と同様に以下のいずれかの書類です。

（※1）2020年2月4日以降発券のパスポートは「所持人記入欄」がなく住所の記載がないため、補完書類もあわせて提示が必要になります。

契約機（むじんくん）でカードローンを申し込む場合や、カードを受け取る場合には、必ず本人確認書類が必要になります。

まとめ

無人契約機では、誰にも会わずに契約手続きを完了できたり、最短即日でカードを受け取れるメリットがあります。ただし、先客がいた場合は無人契約機の待合室などで待機する必要があったり、24時間営業ではないため営業時間の終了間際では即日融資が間に合わない可能性があるといった注意点もあります。

メリットと注意点の両方を把握したうえで、最適な申込方法を選択しましょう。カードを即日で受け取りたい方は無人契約機での申し込みがおすすめです。

カードを即日で受け取る必要がない場合は、自宅で手続きが完了するインターネットでの申し込みもあります。

監修者：高柳　政道

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級 金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。 企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。