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2025.03.04

ローンの種類を一気見!特徴や違い、金利・利息の計算方法まで徹底解説! wave

ローンとは、金融機関からお金を借りる商品のことです。

「カードローン」や「住宅ローン」、「自動車ローン」など、名前を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ローンの種類や特徴を解説します。ローンの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

  1. ローンとは?
  2. ローンを利用するメリットとデメリット
  3. ローンを選ぶ際のポイントとは?
  4. ローンの金利・利息について
  5. まとめ

ローンとは?

ローンの使いみちが「自由」か「限定されている」か

前述のとおり、ローンとは銀行や消費者金融などの金融機関からお金を借りる商品のことです。借りたお金は、一定期間ごとに利息を加えて返済します。

ローンの主なメリットは、手元に資金がなくても高額な買い物ができたり、一時的にお金が必要になったときに対応できたりする点です。しかし、無計画に利用すると返済難に陥る可能性があります。

ローンは、計画的に利用し、きちんと返済していくことが大切です。無理のない返済計画を立てることが、賢いローンの活用方法といえます。

関連リンク:ローンの仕組みや種類とは?住宅ローンや車ローン(マイカーローン)も解説

ローンの主な種類

ローンには、主に以下の6種類があります。

  1. カードローン
  2. 住宅ローン
  3. 自動車ローン(マイカーローン)
  4. 教育ローン
  5. フリーローン
  6. 事業ローン(ビジネスローン)

ここからは、それぞれの詳細を見ていきましょう。

カードローン

カードローンは、消費者金融や銀行等が提供する個人向けのローンです。

担保・保証人が不要であり、審査のスピードが早い傾向にあります。

契約極度額の範囲内で繰り返し借入できるため、お金が必要になったその都度、必要な金額を借りることができます。

関連リンク:カードローンとクレジットカードの違いとは?選び方のポイントや審査の違いがあるのかも解説

住宅ローン

使いみちが限定されているローンの代表例

住宅ローンは、家の購入やリフォームに関する費用に利用できるローンです。

一般的に、借入可能期間は最長35年ですが、最近では50年借入可能な住宅ローンもあります。

自動車ローン(マイカーローン)

自動車ローンは、車の購入に関する費用に利用できるローンです。「マイカーローン」や「オートローン」と呼ばれることもあります。

教育ローン

教育ローンは、子どもの教育費用を補うためのローンです。運営主体により大きく2種類に分けられ、日本政策金融公庫が提供する「国の教育ローン」と、銀行などの金融機関が提供する「民間の教育ローン」があります。

国の教育ローンは、民間の教育ローンに比べ低金利であり、比較的借入限度額が少ない特徴があります。一方、民間の教育ローンは、借入限度額が多い反面、金利は高めに設定されています。

教育ローンの使途は幅広く、以下のようなものがあります。

  • 入学金、授業料、教材費などの学費
  • 受験費用(予備校代、受験料など)
  • 家賃、一人暮らしの費用

教育ローンを検討する際は、金利や返済期間、必要書類などを確認し、最適なローンを選ぶことが重要です。

フリーローン

フリーローンは、銀行等で取り扱われることの多い個人向けのローンです。

一般的に、借入回数は1回のみであり、何度も繰り返し借入できるカードローンとは違います。

フリーローンはカードローンより金利が低い傾向にあり、担保をつけることで、より金利が低くなることもあります。

繰り返し借入ができないため、利用する際は返済計画を立てることで、フリーローンを上手く活用しましょう。

事業ローン(ビジネスローン)

事業ローン(ビジネスローン)は、個人事業主や法人が事業資金の調達を目的として利用するローンです。主な特徴は、以下のとおりです。

  • 原則として無担保・無保証で融資を受けられる
  • 事業における開業資金や設備投資、運転資金などに使途が限定される
  • 総量規制の対象とならない

関連リンク:ビジネスローンとは?法人向けの事業資金専用ローンの審査や金利を徹底解説

ローンを利用するメリットとデメリット

お金積木

ローンの利用には、主に以下のメリットとデメリットがあります。

メリット
  • 高額な商品やサービスを、分割払いで購入できる
  • 教育資金などの高額な支出に対応できる
デメリット
  • 利息の支払が発生する

ローンを利用することで、商品やサービスの料金を支払うタイミングをずらすことができるため、さまざまな資金問題の解決につながる可能性があります。

一方、実際は出費が発生しているにもかかわらず、手元のお金は減らないため、浪費してしまう場合があります。その結果、後から返済難に陥るなどのトラブルに発展する可能性があるため、ローンを利用する際は十分な返済計画が必要です。

一定期間返済が滞ると、信用情報に記録され、今後のローン利用などに影響を及ぼす可能性もあります。安易なローンの利用は避け、計画的で無理のない返済を心がけましょう。

ローンを選ぶ際のポイントとは?

ローンを選ぶ際には、以下のようなポイントに注目することが大切です。

項目ポイント
金利
  • 金利が低いほど、返済総額を抑えやすい
  • カードローンのように利便性の高いローンは、金利が高くなる傾向にある
返済期間
  • 返済期間が長いほど、月々の返済金額は少なくなるが、その分返済総額は増える
借入限度額
  • 借入限度額が高いローンほど、多くの資金を調達できる
保証人・担保の有無
  • 保証人や担保を用意することで、審査がスムーズになったり、金利が優遇されたりする場合がある

ローンを選ぶ際は、上記のポイントを総合的に判断し、状況に合ったローンを選びましょう。

また、返済リスクを抑えるために、返済シミュレーションを活用して具体的な返済プランを立てることも重要です。返済計画を立てるうえで、アコムの「ご返済シミュレーション 」を活用することもおすすめです。

ローンの金利・利息について

金利のブロック

まずローンの金利は、大きく「固定金利」と「変動金利」の2種類に分けられます。

金利タイプメリットデメリット
固定金利
  • 金利が一定であるため返済計画を立てやすい
  • 金利上昇リスクを回避できる
  • 金利が高めに設定されていることが多い
変動金利
  • 固定金利と比べて金利が低めに設定されていることが多い
  • 金利が下がれば返済額も減少する
  • 金利の上昇によって返済額が増加するリスクがある
  • 返済計画が立てにくい

ローンを利用する際は、金利タイプも必ず確認しましょう。

関連リンク:利息とは?金利や利子との違いや計算式、返済期間との関係も解説

《シミュレーション》ローンの返済金額の計算方法

一般的に、カードローンの利息は以下のように計算します。

利息の計算式

  • 借入残高×金利 (借入利率)÷365日(※1)×利用日数

(※1)うるう年は、365日が366日になります。

例えば100万円を30日借りた場合、金利によって利息がどのくらい変わるのかを解説します。

金利15.0%の場合

100万円×15.0%÷365日×30日=利息12,328円

金利10.0%の場合

100万円×10.0%÷365日×30日=利息8,219円

このように、金利が低くなれば利息の金額も少なくなります。

ローンを選ぶ際は、「いくら借りるか」「どれくらいの期間借りるか」「金利は何%か」「利便性」等を確認し、利息を計算しておくことがおすすめです。

関連リンク:アコムの「ご返済シミュレーション(借入金額・利息計算)

アコムのカードローンについて

アコムのカードローンは、最短20分での融資(※2)にも対応しています。返済方法は口座引き落としや銀行振込、コンビニや銀行ATMがあり、自分に最適な方法が選択可能です。

(※2)申込時間や審査により希望に添えない場合があります。

アコムのカードローンの商品概要

契約極度額1万円~800万円
貸付利率(実質年率)3.0%~18.0%
返済方式定率リボルビング方式
返済期間・返済回数最終借入日から最長9年7ヵ月・1回~100回
担保・連帯保証人不要
遅延損害金(年率)
※賠償額の元本に対する割合
20.0%
アコムへのお申し込みはこちら

まとめ

カードローン 利用目的

ローンにはいくつか種類があるため、利用目的によって選択することができます。ローンを選ぶ際は、ご自身の利用目的に合ったローンであるかを確認し、借入条件もチェックしておきましょう。

なお、アコムのカードローン は、借りたお金の使いみちが自由で、最短即日融資(※2)にも対応しています。

(※2)申込時間や審査により希望に添えない場合があります。 

契約極度額の範囲内で繰り返しお金を借りることができるため、お金が必要になったタイミングで必要な金額だけ借りることもできます。

ぜひ、アコムのカードローンをご検討ください。

アコムへのお申し込みはこちら

<執筆者プロフィール>

鈴木翔馬

2015年に宅地建物取引士、2022年に2級ファイナンシャル・プランニング技能士資格取得。現在は保有資格を活かし、金融ジャンルを中心にライターとして活動中。累計執筆本数は1,000本以上で、さまざまな金融メディアでの記事執筆経験、監修経験あり。

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