ビジネスローンとは?選び方や審査について詳しく解説!
2024.10.24

ビジネスローンとは?法人向けの事業資金専用ローンの審査や金利を徹底解説 wave

この記事では、ビジネスローンについて解説し、選ぶ際のポイントから審査についても紹介します。ぜひ、ローンを比較する際の参考にしてください。

  1. ビジネスローンとは
  2. ビジネスローンの種類
  3. ビジネスローンの契約形式
  4. ノンバンクのビジネスローンを利用するメリット
  5. ノンバンクのビジネスローンを利用するデメリット
  6. ビジネスローンの選び方
  7. ビジネスローン利用にあたって知っておきたいこと
  8. ビジネスローンの審査内容
  9. まとめ

ビジネスローンとは

ビジネスローンとは、事業資金を借りることのできる金融商品です。商品によっては「事業者ローン」とも呼ばれます。

事業を拡大する際の資金や、追加で事業資金が必要になった際の資金調達にも利用できます。

法人が利用できるローンもあれば、個人事業主が利用できるローンもあり、借入可能な金利、担保や保証人の有無もローン会社によって様々です。

ビジネスローンの種類

ビジネスローンの種類は大きく分けて2つあり、銀行系のビジネスローンとノンバンク系のビジネスローンに分けることができます。

銀行系とはメガバンクやネット銀行などの銀行が運営するものを指し、ノンバンク系とは一般的に銀行系以外の消費者金融・信販会社・ビジネスローン専門会社の運営するビジネスローンを指します。

ビジネスローンの契約形式

ビジネスローンの契約形式は二つあり、「証書型」と「極度額型」があります。  

「証書型」とはビジネスローンの契約時に一括で金額を振り込まれ、その後返済をしていく契約形式です。その為、一括の振込がされた後の追加の借入は原則できません。

「極度額型」はカードローンのように利用限度額内で繰り返し使える契約形式で、契約時には必要な金額のみを引き出すことができます。 

ビジネスローンを契約する際には、どちらが良いかを検討した上、希望の契約形式で申し込みをするようにしましょう。  

アコムのビジネスサポートカードローン

ここでは、例としてアコムの「ビジネスサポートカードローン」を紹介します。

ビジネスサポートカードローンは「業歴1年以上の個人事業主の方で当社基準を満たす方」であれば、申し込みが可能です。

ビジネスサポートカードローンの特徴

  • 年収の3分の1を超える借入も可能
  • 最短即日での利用が可能(※1)
  • 繰り返し利用が可能

消費者金融のカードローンは年収の3分の1を超える金額は借りることができないルールですが、ビジネスサポートカードローンであれば可能です。

最短で即日融資にも対応しており、契約極度額の範囲内であれば繰り返し利用できます(※1)。

(※1)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 

ビジネスサポートカードローンのお申し込み

ノンバンクのビジネスローンを利用するメリット

ここではノンバンクのビジネスローンを例にあげ、利用することで得られるメリットを具体的にお伝えします。

無担保・無保証人で申し込みが可能

銀行が提供するビジネスローンは申し込みの際に担保や保証人が必要になる場合もありますが、ノンバンクの金融機関が提供するビジネスローンは原則無担保・無保証人で審査申し込みが可能です。

そのため、銀行に比べると審査や手続きのスピードが速く、審査時間の短縮にもなるので、迅速に事業資金が必要な方にはおすすめです。

審査スピードが早い

ノンバンクのビジネスローンは通常のカードローンと同様、審査スピードが早く最短即日での融資ができる場合があります。

銀行とノンバンクでも審査スピードや審査にあたって必要な書類が異なるので、急ぎで利用したい場合は審査にかかる時間や書類を事前に確認する用に心がけましょう。

総量規制の対象外である

貸金業者からの借入は、総量規制に基づくため、年収の3分の1を超える借入ができません。

ただし、ビジネスローンは一定の条件を満たせば総量規制の対象外となるため、年収の3分の1を超える事業資金を調達することも可能です。

ノンバンクのビジネスローンを利用するデメリット

ここではビジネスローンを利用するにあたり、具体的なデメリットをご紹介します。 デメリットも知ったうえで利用を検討するようにしましょう。

銀行融資に比べて金利が高い

ノンバンクのビジネスローンは通常のカードローンと同じく、銀行融資に比べて金利が高い傾向にあります。ただし借入金額によって金利が異なるため、確認の上検討をするようにしましょう。

借入限度額が低い

ビジネスローンの多くは銀行の融資と比べて限度額が低い傾向にあります。銀行や公的機関の中小企業者向け融資は数千万円の融資限度額が設定されているのに対し、ノンバンクおビジネスローンは一般的に数百万円単位の融資額となっています。

カードローンと比べて提出する書類が多い

ビジネスローンの審査ではカードローンの審査で必要な本人確認書類に加えて、事業の確認ができる書類が必要となることが一般的です。ビジネスローンの申し込みの前に本人確認書類と用意するべき書類を確認しておきましょう。

ビジネスローンの選び方

ここでは、ビジネスローンを選ぶ際のポイントについて紹介します。

ビジネスローンを選ぶ際のポイント

  • 審査の早さ
  • 借入可能な金額
  • 利便性

会社によって「審査の早さ」、「利用可能な金額」、「利便性」は違うため、ビジネスローンを選ぶ際はしっかり比較しましょう。

審査の早さ

急いで資金を調達したい場合、早くお金を借りるためには審査スピードが重要です。

審査に何日もかかるケースもあれば、即日融資が可能、つまりその日のうちにお金を借りることができるビジネスローンもあります。

銀行のビジネスローン

銀行のビジネスローンは、目安として審査に数日みておくと良いでしょう。

審査では、事業に関する書類の提出が複数必要であり、銀行窓口での手続きが必要になることもあります。

消費者金融のビジネスローン

消費者金融のビジネスローンは、審査が早い傾向にあります。

最短で即日融資に対応している会社もあり、急いでいる場合はオンラインで手続きができるビジネスローンを選ぶとスムーズでしょう。

借入可能な金額

事業の拡大費用や事務所の移転費用、ビジネスではまとまった資金が必要になります。

ビジネスローンで借入可能な金額は、ローンによって異なります。借りたい金額に見合ったローンを選択しましょう。

例えば、アコムのビジネスサポートカードローンの契約極度額は1万円~300万円です。

契約極度額の範囲内であれば、繰り返しお金を借りることができます。

ビジネスサポートカードローンの概要

契約極度額1万円~300万円
貸付利率(実質年率)12.0%~18.0%
資金使途自由
返済方式定率リボルビング方式
返済期間・返済回数
最終借入日から最長8年7ヵ月・1~89回
遅延損害金(年率)
※賠償額の元本に対する割合
20.0%
貸付対象者業歴1年以上の個人事業主の方で当社基準を満たす方
※個人事業主とは、法人化されていない事業の代表者のことです。 社員が1人でも株式会社などの代表者の方は、個人事業主ではありません。
必要書類直近1期分の「確定申告書B(第一表)(写し)」(収受日付印が押印されたもの)
※ただし契約極度額が100万円超の場合は次の書類も必要
・青色申告の場合 直近1期分の「青色申告決算書(写し)」
・白色申告の場合 直近1期分の「収支内訳書(写し)」
担保・連帯保証人不要

利便性

手続きの便利さだけではなく、借入や返済についても確認し、ご自身にとって利便性が高いビジネスローンを選ぶことが大切です。

  • オンラインで手続きが可能か
  • 借入や返済の手段は複数あるか

こういった利便性を比較しておきましょう。

ビジネスローン利用にあたって知っておきたいこと

  ビジネスローンを利用にあたっての知っておくべき注意点は大きく3つあります。

金利が高い

ビジネスローンの金利は通常の銀行融資に比べて金利が高い傾向にあります。 ビジネスローンの上限金利が18%程度あるのに対し、銀行融資は2~3%程度です。

ただし、審査の内容が異なるためどちらが自分に合っているか確認の上で申し込みをしましょう。

用途が限定的な場合がある

ビジネスローンの中には事業に関わる用途にしか使ってはならない場合があります。  
商品によって異なるため、契約時には用途が限定されていないか確認する必要があります。

限度額が少ない

銀行融資よりも限度額が少ない傾向にあります。
ビジネスローンの利用限度額は数百万円に設定されていることが多いため、事前に必要な金額を確認しておくことが大切です。

ビジネスローンの審査内容

通常、ローン会社は、申し込んだ人が「お金を貸しても大丈夫な人か」「返済能力のある人か」といった観点で審査をします。

関連リンク:ビジネスローンの審査とは?審査のポイントや必要書類についても解説

審査が通りやすいビジネスローンはある?

残念ながら「審査が通りやすいローン」「必ず借りられるローン」はありません。

万が一、「審査なしのビジネスローン!必ず融資可能!」など謳うローンを見つけても、安易に利用しないことをおすすめします。悪質な業者や詐欺の可能性もあります。

審査をスムーズに進めるためにも、正しい内容を申請し、必要な書類を準備しておくことが大切です。

ビジネスローンを利用できない場合

ビジネスローンを利用するための基準として、「業歴○年以上」など設けられている場合があり、新規事業をスタートする業歴の無い方は、利用できない場合もあります。

ビジネスローンを利用できない場合は、公的な融資制度や補助金の利用、クラウドファンディングなど別の方法を探してみましょう。

まとめ

まとめ

ビジネスローンとは、事業資金を借りることのできる金融商品です。

事業を拡大する際の資金や、追加で事業資金が必要になった際の資金調達にも利用できます。

アコムのビジネスサポートカードローンの場合、最短即日融資も可能、契約極度額は1万円~300万円です(※1)。

(※1)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。 

契約極度額の範囲内であれば、繰り返しお金を借りることができるため、ぜひアコムのビジネスサポートカードローンをお役立てください。

ビジネスサポートカードローンのお申し込み
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