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2024.10.24

借り換えローン(消費者金融の乗り換え)にデメリットはある? wave

この記事では、カードローンの借り換えについて、メリット・デメリットや審査に関する注意点を紹介します。

借り換えローン・おまとめローンを比較検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

  1. カードローンの借り換えとは
  2. 借り換えのメリット
  3. 借り換えのデメリット
  4. 借り換えの審査とは
  5. まとめ

カードローンの借り換えとは

カードローンの借り換えとは、利用中のローンを別の新たなローンに乗り換えて利用することです。

1社から別の1社への乗り換えだけではなく、複数社から1社への乗り換えも「借り換え」と呼ばれます。

複数社のローンを1社にまとめて借り換える金融商品は、「おまとめローン」と呼ばれることが多いです。

借り換えの仕組み

借り換えの例として、下記のように3社から借入があるパターンを解説します。

  • A社から50万円借入、金利18%で毎月12,000円を返済
  • B社から20万円借入、金利17%で毎月8,000円を返済
  • C社から30万円借入、金利18%で毎月8,000円を返済

借入金額の残高合計は100万円、毎月の返済額の合計は、28,000円です。

これを、新たにD社にまとめて乗り換え、金利15%で毎月21,000円を返済する、というのが一般的な借り換えの仕組みです。

今回の例では、金利は15%に下がり、返済額の負担は毎月7,000円減りました。

このように、借り換えは複数社からの借入の整理や、金利や返済額を見直す手段としておすすめです。

アコムの借換え専用ローン

ここでは、例として貸金業法に基づくアコムの「借換え専用ローン」を紹介します。

アコムの借換え専用ローンは、消費者金融からの借入、クレジットカードでのキャッシングをまとめて借り換えることができます。

借換え専用ローンの商品概要

契約極度額1万円~300万円
貸付利率(実質年率)実質年率7.7%~18.0%
資金使途貸金業者債務の借換え
返済方式元利均等返済方式
返済期間・返済回数借入日から最長13年7ヵ月・2~162回
担保・連帯保証人
不要
遅延損害金(年率)20.0%

複数の借入をまとめ毎月の返済金額や金利を見直したい方は、ぜひアコムの借換え専用ローンをご検討ください。

借換え専用ローンへのお申し込みはこちら

借り換えのメリット

借り換えのメリットをイメージした画像

カードローンの借り換えには、「金利が下がる場合がある」、「返済の管理がしやすくなる」という2つのメリットがあります。

それぞれのメリットをご紹介していきます。

金利が下がる場合がある

借り換えの仕組みでも解説したように、借り換えにより金利が下がる可能性があります。

お金を借りるときの金利の上限は、「利息制限法」というルールで下記のように決まっています。

利息制限法での上限金利

借入残高上限金利(年率)
10万円未満20.0%
10万円以上100万円未満18.0%
100万円以上15.0%

例えば、A社から50万円、B社から60万円借りている場合、上限金利は下記の表のとおりA社18%、B社18%です。

借り換えローンを利用し借入をまとめることで、1社での借入残高の合計が110万円となるため、金利は年15%以下になります。

このような仕組みで、借り換えにより金利が下がる場合があります。

返済の管理がしやすくなる

複数のローン会社を利用していると、会社ごとに返済日や支払額もバラバラになってしまいます。

借り換えによって返済先をまとめることで、毎月1社のみ決まった金額を返済することになり、返済計画を立てやすくなります。

お金を借りている会社が1社のみとなるため、なかには精神的な負担が減るという方もいるでしょう。

借り換えのデメリット

借り換えのデメリットをイメージした画像

カードローンの借り換えには、「返済期間が長くなると利息が増える」、「まとめられない場合がある」という2つのデメリットがあります。

返済期間が長くなると利息が増える

一般的に、利息は「借入残高×借入利率÷365日×利用日数」で計算されます。

つまり、返済期間(利用日数)が長くなると、利息も増えることになります。

借り換えで金利が下がったとしても、返済期間が長くなってしまうと利息が増え、トータルでは損をしてしまう可能性もあります。

利息の負担を減らすためには、カードローンの借り換えを利用した場合でも、早期完済を目指すことが大切です。

借り換えできない場合がある

便利な借り換えですが、借入を1つにまとめることができない場合もあります。

例えば、アコムの借換え専用ローンは、消費者金融での借入やクレジットカードでのキャッシングのみまとめることができます。銀行からの借入は、まとめることができません。

ローン会社ごとに借り換えの対象となる借入の種類が違うため、事前にローン概要を確認しておきましょう。

借り換えの審査とは

カードローンの借り換えはもちろん、ローンを利用する際には審査があります。

通常、ローンの審査は「お金を貸しても大丈夫な人か」「返済能力のある人か」といった基準で確認が行われます。

カードローンの借り換えの場合も審査のポイントは同様で、下記の情報を申告する場合が多いです。

利用者情報

ご自身の氏名や生年月日、メールアドレスや電話番号といった基本的な情報です。誤りの無いように申告しましょう。

収入

「年収が多ければ必ず利用できる」という訳ではありませんが、毎月のお給料だけではなく、ボーナス等もしっかり申告しましょう。

勤務先情報

職場の情報や勤続年数は、安定して収入を得ているかどうか判断するポイントになります。

他社の借入状況

お金を借りる際には他社でいくら借りているのかを正確に申告する必要があります。

「他社での借入が少なければ、借り換えの審査に通りやすい」という訳ではないため、金額を実際より少なく申告することはやめましょう。

虚偽の申告をすると、借入できなくなる可能性があります。

審査に必要な書類を準備しておく

カードローンの借り換えの審査では、本人確認書類の提出が必要です。

必要書類はローン会社によって違いますが、例えばアコムの場合、本人確認書類として下記を利用できます。

  • 運転免許証(表・裏)
  • マイナンバーカード(表面のみ)
  • パスポート(写真・住所記載部分)
  • 保険証(表・裏)

審査をスムーズに進めるためにも、必要書類について事前にチェックしておくことがおすすめです。

まとめ

カードローンの借り換えとは、利用中のローンを別の新たなローンに乗り換えて利用することです。

借り換えには、「金利が下がる場合がある」、「返済の管理がしやすくなる」という2つのメリットがあります。

一方で、「返済期間が長くなると利息が増える」、「借り換えできない場合がある」という2つのデメリットもあります。

アコムの借換え専用ローンの場合、貸金業者からの借入・クレジットカードでのキャッシングが、借り換えの対象となります。

複数の会社から借入がある方は、ぜひアコムの借換え専用ローンをご検討ください。

借換え専用ローンへのお申し込みはこちら
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