交際費や生活費、就職活動の費用など、学生生活を送るうえで様々な支出が発生します。
これらの支出に対応するために、「現金が必要」、「お金を借りたい」と考えている大学生の方もいるのではないでしょうか。
この記事では、大学生の方がお金を借りる方法について詳しくご紹介します。消費者金融を利用するメリットや注意点についても解説するので、ぜひご一読ください。
大学生がお金を借りる方法
大学に通うための学費を借りる場合、奨学金や教育ローンといった借入方法が一般的です。
しかし、大学生の支出は学費だけではありません。
日々の生活費やサークル活動などの交際費、旅行などのレジャー費など、大学生が学生生活を送るうえでの支出を補うために利用できる方法として、代表的な借入方法をご紹介します。
大学生がお金を借りる方法
- クレジットカードのキャッシング機能を利用する
- 消費者金融や銀行のカードローンを利用する
クレジットカードのキャッシング機能を利用する
クレジットカードの機能は、買い物などの支払いに利用できる「ショッピング機能」と、限度額の範囲内で現金の借入ができる「キャッシング機能」に分けられます。
クレジットカードを持っている方は、キャッシング機能を利用してお金を借りることができる場合があります。
アコムが発行する「ACマスターカード」も、キャッシング機能を利用することができます。年会費は無料で、買い物などの支払いにも、困った時のキャッシングにも役立つクレジットカードです。
消費者金融や銀行のカードローンを利用する
お金を借りたい大学生の方には、カードローンの利用もおすすめです。
カードローンとは、担保・保証人不要でお金を借りることができ、契約極度額の範囲内であれば、繰り返し借入・返済ができる金融商品のことです。
カードローンは、主に消費者金融や銀行で取り扱われています。基準を満たせば、大学生の方でも利用可能です。
多くのカードローンは、「20歳以上で本人に安定した収入があること」、「十分な返済能力があること」を基準として定めています。大学生でも、アルバイトなどで安定した収入を得ていれば申し込みできる場合が多いです。
なお、審査スピードや借入までにかかる時間は、消費者金融や銀行など金融機関によって差があります。当日中に審査が終わるカードローンもあれば、審査完了までに1週間以上を要することもあります。
消費者金融のカードローンは、審査が早い傾向にあり、最短即日融資にも対応している場合があります。
借入を急いでいる場合は、審査にどれくらいの期間がかかるのか、チェックしておきましょう。
関連リンク:大学・専門学校の学費が払えないときの対処法は?入学金・学費はいくらかかる?
消費者金融を利用するメリット
消費者金融を利用するメリットとして、次の3つが挙げられます。
- 無利息期間がある
- 最短で即日融資も可能
- 契約極度額の範囲内で繰り返し利用できる
それぞれのメリットについて、詳しい内容を見ていきましょう。
無利息期間がある
消費者金融では、はじめて利用する方に向けて利息が0円となる期間を設けている場合があります。
無利息期間中は、カードローンでお金を借りても利息が発生しないため、お得に利用することができます。
アコムのカードローンでは、アコムとのご契約がはじめての場合、「30日間金利0円サービス」をご利用いただけます。
ご契約日の翌日から30日間は利息が発生しないため、利息の負担を減らしてお金を借りることができます。
関連リンク:カードローンの無利息期間とは?金利がかからない期間の賢い使い方も紹介
最短で即日融資も可能
消費者金融を利用する2つ目のメリットが、審査スピードが早い点です。
審査のスピードは消費者金融によって異なりますが、早い場合は申し込みしたその日に審査が完了することもあります。
審査が早く終われば、借入のタイミングも早まります。最短で即日融資が可能な場合もあるため、お急ぎの方は消費者金融のカードローンの利用をおすすめします。
アコムの場合は、インターネットからお申し込みいただくと、審査時間は最短20分、最短即日融資にも対応しています(※)。お申し込みは24時間365日可能です。
(※)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
契約極度額の範囲内で繰り返し利用できる
消費者金融を利用する3つ目のメリットとして、契約極度額の範囲内で、何度でも繰り返し借入ができることが挙げられます。
例えば契約極度額が10万円なら、好きなタイミングで合計10万円に達するまで繰り返し借入ができます。また、契約極度額上限まで借入したとしても、元金を返済すると利用可能額が復活してまた借入ができるようになります。
学生は日々の生活でサークル活動、就職活動、卒業旅行などお金を使うタイミングが多くありますが、消費者金融のカードローンを契約しておくことで契約極度額の範囲内で何度でも借入できます。
関連リンク:極度額(契約極度額)とは?契約後に引き上げることはできる?
大学生に限らずお金を借りる前に知っておきたいこと
カードローンを契約することでいざというときにすぐにお金を借りられるメリットがありますが、代わりに以下のような注意点もあります。
- 審査がある
- 借入できる金額には上限がある
- 利息がかかる
- 返済が遅れるとリスクがある
ここでは、大学生でも社会人でも関係なく知っておきたい、カードローンの注意点を紹介します。
審査がある
学生に限ったことではなく、新規でカードローンに申し込むときには、金融機関の審査を受ける必要があります。審査がないカードローンは存在せず、また、特定のカードローンの審査が甘いということもありません。
カードローンを提供する金融機関は、申込者の返済能力を確認するために独自の基準で審査を行っています。金融機関の基準を満たさない場合は審査に通らず、カードローンを利用することはできません。
なお、審査を通過したいあまり、虚偽の申告をすることは絶対にやめましょう。カードローンの審査では申込者が申告した内容について虚偽の申告がないか、信用情報を確認したり、在籍確認をおこなったりして調査が行われます。
申告した内容に虚偽が判明すると審査に通ることはできません。
借入できる金額には上限がある
どれだけ契約極度額の上限が高いカードローンでも、実際に借入できる金額は、申込者の年収の3分の1までと決まっています。これは「総量規制」と呼ばれ、多重債務者の増加を防ぐために貸金業法で定められた規制です。
全ての貸金業者からの借入額を合計して申込者の年収の3分の1までであるため、ほかのカードローンでお金を借りていると、新規に借りられる金額は年収の3分の1からすでに借りている金額を引いた金額が上限です。
カードローンに申し込む前に自身が借りられる金額を事前に知っておくことが大切です。
利息がかかる
カードローンでお金を借りた場合、借りたお金(借入残高)の返済に加えて利息を支払う必要があります。利息の金額は、利息の割合を示す「金利」と、借入残高、利用日数に応じて以下のように計算できます。
利息 = 借入残高 × 金利(実質年率) ÷ 365日(※) × 利用日数
(※)うるう年の場合は366日
借入残高が大きくなったり、完済までの期間が長引いたりすると支払う利息が高額になってしまいます。カードローンは利息を正しく理解したうえで、計画的に借入と返済をすることが大切です。
返済が遅れるとリスクがある
カードローンでお金を借りると毎月決まったタイミングで事前に決められた金額を返済することになりますが、返済が遅れるとさまざまなリスクが生じる点に注意が必要です。
まず、返済が遅れた日数分「遅延損害金」が発生します。遅延損害金は返済が遅れたことで発生する利息のことで、基本的に通常の金利よりも高い設定になっています。返済が遅れるほど遅延損害金が高くなり、返済が難しくなるため注意が必要です。
また、返済が遅れた状態が続いてしまうと、信用情報に延滞の記録が残る場合があります。延滞の記録は完済後も一定期間残り続け、今後新規でカードローンなどの金融サービスを利用したいと思っても審査に悪影響を与える可能性があります。
カードローンを利用するときは、延滞が発生しないように返済計画をしっかりと立てることが大切です。
消費者金融でお金を借りる方法
消費者金融を利用する場合、お金を借りる方法を事前に確認しておくと安心です。
ここでは、アコムのカードローンを利用してお金を借りる方法をご紹介します。
アコムのカードローンは、「振込で借りる」方法であれば、24時間いつでも借入の申し込みが可能です。
お借入の申し込みが完了してから即時振込も可能なので(※)、急に出費が発生した際も安心です。
(※)振込実施時間はご利用されている金融機関によって異なります。
また、全国のアコムのATMはもちろん、セブン銀行ATMやローソン銀行ATMといった提携ATMでも借入が可能です。
なお、消費者金融でお金を借りるためには、本人確認書類の提出が必要です。
運転免許証・保険証・パスポート・マイナンバーカードといった必要書類を事前に準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。一般的に、学生証は本人確認書類ではないため気をつけましょう。
大学生に限らずカードローンでお金を借りるときの注意点
ここからは、カードローンを利用する際の注意点についてご紹介します。
- 返済能力を超えた借入をしない
- 周囲に知られる可能性がある
返済能力を超えた借入をしない
カードローンを利用する際は、借入だけではなく返済のことまで考えて計画することが大切です。
カードローンでお金を借りると、借入残高や金利、利用日数に応じて利息が発生します。
無理のない返済をするためにも、事前に毎月の収入や支出を把握し、ご自身の返済能力を超えた借入はしないようにしましょう。
アコムには、返済の予定を立てる際に役立つ「返済シミュレーション」があります。
返済シミュレーションでは、借入希望金額や借入利率などを入力することで、簡単に毎月のご返済金額を試算できます。
カードローンの利用を検討している方は、ぜひご活用ください。
周囲に知られる可能性がある
カードローンに申し込むと、カードや明細書などの郵送物が自宅に届く場合があります。
家族に郵送物を見られたくない場合は、郵送物を送付しない金融機関を利用するなどの方法で対処しましょう。
アコムのカードローンは、カードレスで契約することが可能です。カードレスであれば、自宅にカードが郵送されることもありません。
また、カードを発行したい場合は、自宅への郵送だけではなく、近くの自動契約機(むじんくんコーナー)でも受け取ることができます。
さらに、契約に係る書面、借入や返済の明細書も「電磁交付」サービスを利用することで、オンラインで確認できます。
カードローンを利用していることを周囲に知られたくない場合、カードレスや電磁交付に対応している金融機関を選ぶようにしましょう。
また、契約時の郵送物がなかったとしても、返済を延滞してしまうと自宅に請求書が送られてくる場合があります。カードローンの返済日は必ず守り、万が一返済が間に合わない場合は、返済日までに借入先の金融機関に返済が遅れる旨を連絡しましょう。
まとめ
大学生でも、20歳以上で安定した収入があり、十分な返済能力があれば、カードローンに申し込むことができます。
お金を借りる方法は様々ありますが、消費者金融は審査が比較的早く、その日のうちにお金を借りられる場合もあります。
アコムのカードローンは、最大30日間金利0円サービスがあり、最短即日融資(※)も対応しています。
(※)お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
充実した大学生活を送るために、ぜひアコムのカードローンのご利用をご検討ください。
アコムへのお申し込みはこちら監修者:高柳 政道
1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級
金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。
企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。