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2025.03.07

利息とは?利子や金利との違い、計算方法、返済期間をわかりやすく解説 wave

お金に関する手続きを行う場合、「利息」、「利子」、「金利」といった言葉を目にすることがあります。ただ、似たような言葉であることから、違いが分からない方もいるかもしれません。「利息」、「利子」、「金利」にはどのような違いがあるのでしょうか?

カードローンで借入を検討している方は、毎月の返済金額を知るためにも、事前にそれぞれの違いを把握しておくとよいでしょう。

この記事では、カードローンに焦点を当て、利息とは何か、利子や金利との違い、利息の計算方法などをわかりやすく解説します。

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  1. 利息とは
  2. 利息と利子・金利の違い
  3. 利息の計算方法
  4. まとめ

利息とは

利息とは、金銭の貸借に対して支払われる対価のことです。カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用すると、借入期間に応じて利息が発生します。 

例えば、アコムのカードローンは、「借入残高(元金)×借入利率(実質年率)÷365日(※1)×利用日数」が利息の計算方法となります。そのため、早く返済するほど利息金額は少なくなります。

(※1)うるう年は、365日が366日になります。

利息と利子・金利の違い

金利と利息のイメージ画像

利息と似たような言葉で、「利子」や「金利」がありますが、それぞれの意味にはどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、利子や金利の概要と利息との違いを説明します。

利子とは

利息と混同されやすい言葉として、「利子」という言葉があります。

利子とは、利息と同様に、金銭の貸借に対して支払われる対価のことです。貸す側が貰う対価を「利息」、借りる側が支払う対価を「利子」として使い分けられることもあります。立場の違いで言葉を使い分けることはありますが、利子と利息は言葉の意味に大差はありません。同じ意味を持つ言葉として用いられることが多く、カードローンでは、貸す側・借りる側を問わず、「利息」を使うことが一般的です。

金利とは

金利とは、「借りたお金に対する利息の割合」のことです。カードローンごとに金利が設定されており、利息金額の計算に用いられます。一般的に、契約極度額(利用限度額)が高くなるほど、低い金利が適用される傾向にあります。

アコムのカードローンでは、契約極度額(利用限度額)に応じて適用される借入利率(実質年率)が決まります。

利息の計算方法

利息の計算のイメージ画像

カードローンやクレジットカードのキャッシング枠は、現金が必要なときにすぐに借りられるサービス(※2)ですが、借りた元金に対して金利から計算された利息を返済することになります。

(※2)借入には審査があります。

利息の計算で必要な「金利」は金融機関ごとに違いはありますが、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者の上限金利は、貸金業法により以下のように定められています。

借入金額上限金利(借入利率)
10万円未満年20.0%
10万円~100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

一般的に利息は、「借入残高×借入利率÷365日(※1)×利用日数」で計算できます。

(※1)うるう年は、365日が366日になります。

また、カードローンの返済は、毎月決まった金額を決まった日に返済する約定返済が一般的です。そのため、各回で返済する利息を計算するためには、各回の返済日時点での借入残高を把握する必要があります。

なお、実際にカードローンやクレジットカードのキャッシング枠でお金を借りた場合は金利から計算された利息以外に、「振込手数料」「ATM手数料」などの手数料負担が発生するケースもあります。金利の低さだけでなく、総合的な費用を考慮して借入先のカードローンを比較検討することが大切です。

返済シミュレーション

毎月の最少返済金額は一定でも、その内の利息充当分は一定ではありません。これは、利用日数が関係しています。はじめてカードローンの利息を計算する方は、この点を少し難しく感じるのではないでしょうか。 例えば、50万円を年18.0%で借入して1か月後に返済した場合の利息は、「借入残高×借入利率÷365日(※1)×利用日数」に当てはめると以下のようになります。

  • 「50万円×年18.0%÷365日(※1)×30日=7,397円
  • 「50万円×年18.0%÷365日(※1)×31日=7,643円

(※1)うるう年は、365日が366日になります。

利息は日割りで計算するため、各月ごとに30日、31日(あるいはそれ以外)で利用日数の違いがあり、返済金額が一定でも利息充当分に差が生じます。そこで役に立つのが、一部の金融機関で提供されている返済シミュレーションサービスです。借入金額、金利、返済回数など、いくつかの情報を入力するだけで、簡単に各回の返済金額や利息金額、返済期間を試算することができます。

例えば、アコムには「ご返済シミュレーション」があります。

「毎月の返済金額はどのくらいになるのか?」、「月々で考える返済金額だと返済回数がどのくらいになるのか?」など、さまざまなパターンで返済金額や利息金額、返済期間をシミュレーションすることが可能です。

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返済期間と利息の関係

キャッシングの無利息期間がお得か考える人の画像

利息は、利用日数に応じて日割りで発生するため、短期間の利用であれば利息金額は少なくなります。例として、50万円を金利年18.0%で借入した場合、返済期間(回数)の差によって生じる利息の違いを、アコムの「ご返済シミュレーション」を活用して計算した結果を以下にまとめてみました。

※このシミュレーションは借入日から30日ごとに返済した場合の目安です。

【借入条件】

  • 借入金額:50万円
  • 金利:年18.0%
返済期間(回数)各回の返済金額利息
20回30,000円(最終回9,706円)
79,706円
40回17,000円(最終回1,430円)164,430円

返済期間を短くすることによって、利息金額を2分の1以上抑えることができます。

返済計画を立てながら、無理のない範囲で任意返済や一括返済を活用して早期の完済を目指しましょう。

期間中は無利息となる「無利息期間」について

一部の金融機関では、はじめてカードローンを利用する方に「無利息期間」のサービスが設けられており、期間中はカードローンの利用が無利息になります。利息を抑えてカードローンを利用したい方にとっては、ぜひ検討したいお得なサービスです。

アコムでは、アコムとの契約がはじめての方に限り、契約日の翌日から30日間は無利息で借入が可能になる30日間金利0円サービス」を提供しています。 金利0円適用期間中の返済金額は、全額元金の返済に充てられます (※3)。

(※3)ATM等手数料があった場合は、「ATM等手数料」「元金」の順に充当します。

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無利息期間中に多くの金額を返済するほど返済する利息の総額は少額になるので、利息の負担を抑えたい方には特におすすめしたいサービスです。

無利息期間中は何度借入しても利息負担は発生せず、元金の返済のみで完済できます。

カードローンをはじめて利用する方は、「30日間金利0円サービス」を提供しているアコムのカードローンの利用をぜひ検討ください。

なお、金利0円適用期間の終了の翌日から、通常金利が適用されます。

まとめ

利息のまとめをイメージした画像

お金を借入すると、対価として利息を返済する必要があります。 利息の計算式は、「借入残高×借入利率÷365日(※1)×利用日数=利息」です。

(※1)うるう年は、365日が366日になります。

利用日数が長くなるほど、利息の金額も増えて行くので、利息を節約するには早めの完済を目指しましょう。

また、返済を遅らせずにカードローンを利用するためには、事前に返済計画を立てておくことが大切です。

ご返済シミュレーション」を利用すれば、返済金額や返済回数、各回の利息金額や利息総額を簡単に試算できます。さまざまなパターンをシミュレーションして、返済計画に役立てましょう。

早めに完済して利息金額を抑えるためにも、カードローンの利用と返済は計画的に進めることが重要です。

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監修者:高柳 政道

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級 金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。 企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。

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