カードローンの上限金利とは? ご契約極度額との関係についても解説
2023.12.12

カードローンの上限金利と下限金利とは?契約極度額によってどのくらい変わるか解説 wave

カードローンには法律上の「上限金利」があります。上限金利とは貸付の際に適用される金利の上限のことで、誰がカードローンを利用する場合でも上限金利を超える金利が適用されることはありません。

また、カードローンの上限金利はご契約極度額によって決まり、高額を借りるほど適用される金利は低く抑えられることになります。

この記事では、カードローンの上限金利と下限金利について解説し、ご契約極度額との関係についても紹介します。ぜひ計画的なカードローンのご利用にお役立てください。

  1. 法律上のカードローンの上限金利
  2. 上限金利と下限金利とは
  3. まとめ

法律上のカードローンの上限金利

ローンの種類にかかわらず、お借入の際には「利息制限法」に定められた上限金利が適用されます。利息制限法上の金利を紹介するので、ぜひ覚えておきましょう。

借入元本上限金利
10万円未満年20.0%
10万円以上100万円未満年18.0%
100万円以上年15.0%

利息制限法を超える金利が適用されているお借入に関しては、上限金利を超えた分は無効になります。

上限金利を定める法律には「出資法」もあり、借入元本に関わらず適用される貸付利率は、2006年12月20日の法改正以前は年29.2%以下と定められていましたが、現在では出資法でも20.0%以下とされています。なお、出資法で定める上限金利を超える金利で融資をした場合は、刑事罰の対象です。

出資法と利息制限法で定める金利に一部で差がありますが、実際のところは利息制限法を超えた金利での貸付は「貸金業法違反」として行政処分の対象となるので、利息制限法で定める金利以下の金利が適用されています。

そのため、カードローンで適用される貸付利率は利息制限法と貸付額に応じて、10万円未満の借入元本に対しては年20.0%以下、10万円以上100万円未満に対しては年18.0%以下、100万円以上に対しては年15.0%以下となります。

上限金利と下限金利とは

上限金利と下限金利とは

カードローンの金利には、多くの場合○%〜○%のように幅があり、上限の金利だけでなく下限の金利も定められています。カードローンの上限金利とは、適用される最大貸付利率のことで、反対に、下限金利とは適用される最小貸付利率のことです。

そのため、カードローンのお借入額に関わらず上限金利を超える金利が適用されることはありませんが、下限金利を下回る金利が適用されることもないため、お借入前におおよその利息を計算しておくことが可能です。

アコムのカードローンでは上限金利(実質年率)は年18.0%に、下限金利(実質年率)は年3.0%に定められています。また、利息制限法に従った貸付が実施されるので、契約極度額が100万円以上の場合には、適用される金利は年15.0%以下になります。

まとめ

カードローンを始めとしたローン商品は、利息制限法と出資法により上限金利が定められています。利息制限法の金利(借入元本によって年15.0~20.0%)を超えると金融機関が行政処分の対象となるため、実際は利息制限法の上限金利に従った金利が適用されます。

アコムでも上限金利の年率は18.0%と定められているため、事前に分かっている以上の高額のお利息がつくことはありません。

また、金利(実質年率)以外にも、カードローンには様々な条件が定められています。条件を把握しておくことで、お借入やご返済をスムーズに行えるようになります。必ず事前に貸付条件を調べ、理解したうえでお申し込みするようにしましょう。

カードローンをご利用すると、ご返済が伴います。ご返済額は金利によって計算できるので、ご利用前にお客さまの貸付利率(実質年率)で計算してみるようにしましょう。

アコムでは、借入ご希望額や借入利率(実質年率)、ご返済回数などから、毎月のご返済金額などが分かるシミュレーションをご用意しております。

ぜひ計画的なご利用にお役立てください。

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