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2025.03.04

カードローンの一括返済とは?メリットや注意点を徹底解説! wave

通常、カードローンは毎月決まった日に分割して返済していきますが、まとまったお金が入ったときなどに、借入残高をすべて一括で返済することも可能です。

このような返済を「一括返済」といいます。

この記事では、カードローンを一括返済するメリットや、手順の流れ、注意点などをわかりやすく解説します。

関連リンク:約定返済、約定返済額とは?借入残高を早く減らす方法も紹介

  1. カードローンの一括返済とは
  2. カードローンを一括返済するときの流れ
  3. カードローンで一括返済する際の注意点
  4. アコムのカードローンは一括返済にも対応
  5. まとめ

カードローンの一括返済とは

カードローンの一括返済とは、借入残高をまとめて一度に返済することを指します。

毎月決まった金額を返済し、途中で残りの借入金額の全てをまとめて返済することも、一括返済といいます。

一括返済のメリット

カードローンの一括返済には、下記のようなメリットがあります。

  • 利息を抑えることができる
  • カードローンの利用可能額に余裕が出る(※1)

(※1) 必ず利用できるとは限りません。

ここでは、それぞれのメリットについて詳しく紹介します。

利息を抑えることができる

一般的に、カードローンの利息は日割りで発生するため、借入期間(利用日数)が長いほど、利息の金額は大きくなります。

利息の計算式

  • 借入残高×借入利率(実質年率)÷365日(※2)×利用日数=利息

例えば、借入利率(実質年率)が18.0%で50万円を借入した場合を解説します。

利用日数が200日の場合
50万円×18.0%÷365日(※2)×200日=利息49,315円 

利用日数が100日の場合
50万円×18.0%÷365日(※2)×100日=利息24,657円 

(※2)うるう年は、365日が366日になります。

このように、同じ50万円でも利用日数が長くなると、利息の金額が大きくなり24,658円も違います。

すなわち、一括返済することで、返済が早まった日数分だけ利息を抑えることができます。

カードローンの利用可能金額に余裕が出る

カードローンは、契約極度額の範囲内で繰り返し借入することができます。

ただし、契約極度額まで借入していると、追加で借入することはできません。

例えば、契約極度額が50万円で、すでに50万円を借入している場合は、追加で借入することはできません。

一括返済で借入残高をまとめて返済すれば、借入残高が減った分だけ50万円を上限として借入することができます(※1)。

(※1) 必ず利用できるとは限りません。

カードローンを一括返済するときの流れ

キャッシングの返済方法をイメージした画像

カードローンの一括返済はどのような手順で進めていくのでしょうか?

ここではカードローンを一括返済するときの具体的な流れを解説します。

借入残高を確認する

カードローンを一括返済するときは、まず借入残高を確認しましょう。確認する借入残高は、一括返済をする当日の借入残高です。

カードローンの利息は日割りで発生し、利息分が常に加算されていくため、借入残高は日々変動します。そのため、借入残高は一括返済をする当日の借入残高を確認する必要があるのです。

まずは一括返済する日を確定し、その当日の借入残高を確認しましょう。借入残高は、会員用WebサイトのマイページやATMの利用明細書、スマホアプリなどから確認できます。

返済方法を選ぶ

カードローンでは、さまざまな返済方法が用意されていることが一般的です。

一括返済で利用できる主な方法としては「インターネット返済」「ATM返済」「振込返済」などがあります。

インターネット返済はインターネットバンキング上で、ATM返済は店舗ATMや銀行・コンビニなどの提携ATMを利用して、振込による返済は指定口座へ振り込みをして返済します。

一括返済するときは、利用できる方法の中から自分の都合の良い方法を選びましょう。

関連リンク:カードローンの返済方法とは?仕組みや返済金額の計算方法についても解説

一括返済する

一括返済する当日の借入残高を確認したら、自分の選んだ方法で返済しましょう。

また、借入先のカードローン会社によっては、一括返済のときは事前連絡が必要なこともあります。一括返済の日を変更すると、前述のとおり借入残高も変わってくるため、予定日を変更するときも含めて事前に確認しておきましょう。

カードローンで一括返済する際の注意点

注意点をイメージした画像

カードローンを一括返済する場合、注意しなければいけない点もあります。どのような点に注意すべきなのか、わかりやすく解説します。

一括返済は計画的に

一括返済は計画的に行うことが重要です。

一括返済ではまとまったお金を用意することになります。早く完済したいと思い、無理な返済をすると、家計を圧迫することになりかねません。

普段の生活費はもちろんのこと、近い将来に支出予定のあるお金は残しておきましょう。

家計への影響をできるだけ少なくするには、ボーナスなどまとまった収入が得られるタイミングで一括返済をするのがよいでしょう。

その場合も他に支出予定のお金を確認して、無理のない範囲で返済することをおすすめします。

そして、一括返済をするかどうかにかかわらず、カードローンを利用する際は、毎月の返済計画を立てておくことが重要です。

アコムでは「ご返済シミュレーション 」から、毎月の返済金額や返済期間のシミュレーションが可能です。計画的な返済に役立ててみてはいかがでしょうか。

完済の通知は届かないこともある

一括返済をした後、完済を証明する「完済証明書」が必ずしも自動的に届くわけではありません。完済証明書が必要なときは、カードローン会社へ電話などで発行を依頼しましょう。

発行を依頼した後、完済証明書が郵送で送られてきます。

カードローン会社によっては、完済証明書の代わりに残高が0円と記載のある残高証明書が発行されるところもあります。

完済しても解約になるわけではない

カードローンを完済しても、自動的に契約が解約になるわけではありません。

一般的なカードローンは完済後も契約は継続となり、また資金が必要になったときには、契約極度額の範囲内で再度借入が可能です。

一括返済をした後、カードローンを解約したいときは、解約手続きが必要です。

カードローンを解約するには、カードローン会社へ連絡するか店舗に出向くなどして、解約したい旨を申し出ましょう。

アコムのカードローンは一括返済にも対応

アコムのカードローンのおすすめポイント

アコムのカードローン は、一括返済にも対応しています。以下、一括返済の方法と商品概要についてまとめました。

アコムの一括返済の方法

  • インターネット返済
  • ATM返済(※3)
  • 振込返済

(※3)ATMは硬貨に対応していないため、千円未満の入金ができません。千円未満の端数は「無利息残高」(※4)扱いとなります。
(※4)「無利息残高」は利息・手数料が付かず、支払期限も設定されない残高です。清算を希望される場合は、インターネット返済や振込での返済を利用してください。

アコムのカードローンの商品概要

契約極度額1万円~800万円
貸付利率(実質年率)3.0%~18.0%
返済方式定率リボルビング方式
返済期間・返済回数最終借入日から最長9年7ヵ月・1回~100回
担保・連帯保証人不要
遅延損害金(年率)
※賠償額の元本に対する割合 
20.0%

アコムのカードローンは、最短で即日融資 (※5)にも対応しており、一括返済後も契約極度額の範囲内であれば、繰り返し借入することができます。

(※5)申込時間や審査により希望に添えない場合があります。 

アコムへのお申し込みはこちら

アコムのカードローンで利息を抑える方法

カードローンの一括返済で利息を抑える方法を紹介しましたが、アコムのカードローンには他の方法もあります。

30日間金利0円サービス

アコムでのカードローンの契約がはじめての方は、「30日間金利0円サービス」が適用されます。

契約日の翌日から30日間は無利息になるサービスで、借入金額が10万円でも50万円でも、借入金額にかかわらず契約日の翌日から30日間は利息がかかりません。

まとめ

まとめ

カードローンで借入残高を返済する際、「まとめて一度に返済する方法」を「一括返済」といいます。

一括返済には、「利息を抑えることができる」「カードローンの利用可能額に余裕が出る(※1)」というメリットがありますが、無理な返済をすると家計を圧迫することになるため、計画的に行うことが重要です。

(※1) 必ず利用できるとは限りません。

アコムのカードローンは、最短で即日融資(※5)にも対応しており、一括返済後も契約極度額の範囲内であれば、繰り返し借入することができます。

(※5)申込時間や審査により希望に添えない場合があります。 

カードローン選びに迷っている方は、ぜひアコムのカードローンをご検討ください。

アコムへのお申し込みはこちら

執筆者:前佛 朋子

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®認定者 以前ライターだった頃、専門分野を持とうと考え、興味のあった金融知識を活かせるファイナンシャル・プランナーの資格を取得。Webコラムやメルマガなど金融関連記事を執筆するかたわら、家計見直しやライフプラン、保険見直しなどの相談業務を行う。ライフイベントに合わせて貯蓄や用途を分類するお金の整理を得意とする。保険や金融商品を売らないファイナンシャル・プランナーとして活動中。

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