星の王子さま

星の王子さま イメージ
世界中で多くの人々に愛され続けている名作「星の王子さま

星の王子さま」はフランス人の作家サン=テグジュペリ(1900~1944)の作品で、世界中の人に愛されているファンタジー物語です。渡り鳥に乗ってやってきた星の王子さまと、砂漠に墜落した飛行士のお話で、「大切なものは、目には見えない」などの印象的な言葉をはじめ、「生命」「愛」について多くのメッセージが込められています。子どもから大人まで、誰もが自分あてのメッセージを読み取ることのできる物語です。

物語のあらすじ

小さな星に住んでいる王子さまがいました。
王子さまの星には美しい花が一輪咲いていました。でも、その花ときたらとってもワガママで、王子さまを困らせます。あるとき、王子さまは花とケンカをしてしまい、じぶんの星を後にして旅にでます。

地球を旅していた王子さまは、バラ園にたどり着きます。そこには、じぶんの星の花にそっくりな花がたくさん咲いていました。じぶんの花は、この世界にたったひとつだけと信じていたのに・・・王子さまは悲しくなってしまいました。

そんなとき、王子さまは一匹のキツネと出会います。キツネと仲よくなった王子さまは、「仲よくなるということは、お互いにとってかけがえのない存在になる。」ということ、「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。大切なことは目に見えないんだ。」と教えられます。

そして、星に残してきたワガママな花が、じぶんにとってなによりも大切で、この世にひとつだけの花だということにきづくのです。

  • 星の王子さま シーン1
    王子さまはわがままな花の機嫌を損ねないよう努力しました。
  • 星の王子さま シーン2
    きつねと出会い、「大切なものは目には見えない」ということを教わります。
  • 星の王子さま シーン3
    星に残してきたわがままな花は自分にとって、特別で大切な存在であるときづくのです。

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