運営の工夫~バリアフリー~
「“みる”コンサート物語」は、小さなお子さまからお年寄りまで、世代を超えて楽しめるのはもちろん、ハンディキャップのある方にも楽しんでいただけるような配慮をした“バリアフリーコンサート”です。舞台に手話通訳をとり入れたり、車イス専用席を充実させるなどさまざまな工夫をしています。
福祉施設の皆さまをご招待
社会福祉協議会などから紹介を受けた福祉施設や学校などへ直接「ご案内状」をお送りし、鑑賞希望者を優先的に招待しています。また、全席指定で安心して楽しんでいただけるように配慮しています。開催地周辺の新聞紙上やチラシなどで鑑賞希望者の公募もおこなっています。
車イスのお客さまへの配慮
これまでの公演の歩みのなかで、「車イスの席が少ない」「後方で見づらい」などのご意見をいただきました。こうした声に応えるため、ステージ前の座席を取り外した車イス専用席を用意しています。その数を充実させ、なるべく多くの方に車イスのままで鑑賞していただけるように工夫をしています。
ご家族も同じ場所で一緒にお楽しみいただけますので安心してコンサートをご覧いただけます(専用席の数は会場によって異なります)。
ご家族も同じ場所で一緒にお楽しみいただけますので安心してコンサートをご覧いただけます(専用席の数は会場によって異なります)。
手話通訳で広がる世界
耳の不自由な方にもお楽しみいただけるよう、手話通訳をとり入れています。協力いただいているのは、大学の手話サークルなどのみなさんです。ステージでは、出演者とお客さまが一体となって手話で歌う「手話歌」のコーナーも設けられるなど、あたたかい交流が図られています。あなたも手話で会話したり、歌ったりすることの楽しさを実感してみませんか?
開催地と来場者を結ぶスクラッチくじ
スクラッチくじの景品には、開催地の授産施設などでつくられている手芸品や紙製品、木工品などさまざまな商品と、「“みる”コンサート物語」オリジナルグッズを用意しています。授産施設などの商品を一人でも多くの方に知ってもらうことで、販売拡大の一助になればと考えています。
入場時にお渡しするプログラム
ご来場いただいたみなさん全員に配付している袋のなかには、パンフレットのほかに、プログラム、アンケート、スクラッチくじなどが入っています。これらは、東京都大田区の知的障害者就労支援施設のみなさんが心を込めて封入してくださっています。