創業の精神・社名の由来
創業の精神『信頼の輪』
アコムの経営理念は、「人を信頼する」「人から信頼される」の相互信頼を基本としています。呉服商として商いをはじめた創業者は、この理念を『信頼の輪』の4文字に表現して、自らの回顧録“隨縁(ずいえん)”で次のように述懐しています。
「商いというものは、まず仕入先に利益を与えて、買っていただく消費者に顧客になってもらえるような利益を与え、そして自分も利益を得られるという手段であるべきだ。理論は至極簡単だが、誰でもこれがなかなか実行できない。これをおこなうにはこの理論に徹すること、そして信念をもっておこなうことです」
信頼は、自らの労力を惜しまず、一生懸命に努力することから築かれていくものとして、次の3項目を信条として自らを律しました。
この信条は、その後のアコムのイノベーションに大きな影響を与えています。
マルイト・アコムグループ50年史より
社名の由来
アコムの社名は、「愛情」(Affection)、「信頼」(Confidence)、「節度」(Moderation)の頭文字をとって命名されています。
愛情とは、「お客さまの立場に立った、心のこもったあたたかいおつきあい」を、信頼とは、「お客さまとのよりよき信頼関係を築きあげる」という行動指針を表現したもので、創業以来の「お客さまを信用します」の精神をともに受け継いでいます。
節度は、「お客さまの暮らしのなかに、健全に生きる節度ある企業姿勢」を示し、社会に根ざした企業として、愛され親しまれていこうとの願いが込められています。
ACOMの頭文字 “a” でもあるこのシンボルマークは、創業の精神『信頼の輪』を象徴し、広大な宇宙のようにどこまでも続くアコムグループの限りない発展性をゆるやかな円弧の拡がりに表現しています。